腕時計の資産価値ランキング！リセールバリューが高いブランドを紹介

「腕時計の資産価値ランキングが知りたい。」

「リセールバリューが期待できない腕時計もあるの？」

上記のように、腕時計の資産価値に興味を持つ方も多いのではないでしょうか。

腕時計の資産価値ランキングは以下の通りです。

高級腕時計は単なる時間を知るための道具ではなく、投資対象としても注目されています。

この記事では、資産価値が高い腕時計の特徴やリセールバリューの重要性について詳しく解説します。

腕時計選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

資産価値が高い腕時計ブランドランキング

それぞれの資産価値が高い腕時計ブランドについて紹介していきます。

【1位】ロレックス

ロレックスは、資産価値が高い腕時計ブランドの代表格です。

理由は、ブランドの知名度、品質の高さ、そして中古市場での需要の強さにあります。

特に人気が高いモデルは、デイトナ、デクスプローラー、デイトジャストなどです。

3つのモデルは、発売後も価格が下がりにくく、むしろ上昇することもあります。

例えば、ステンレス製のデイトナは、新品の定価よりも中古市場では高値で取引されることがあるのです。

デイトナ

特徴	・スポーティーでエレガント ・高精度のクロノグラフ機能 ・限られた生産数

ロレックス・デイトナは、ブランドを代表する人気モデルの一つで、特に高い資産価値を持つことで知られています。

特にステンレススチールモデルは、新品の入手が非常に困難で、正規店では何年も待つ必要があることもあるのです。

投資の観点からは、特にヴィンテージモデルや限定モデルが注目されています。

例えば、ポール・ニューマンが愛用していたことで有名な「ポール・ニューマン・デイトナ」は、オークションで数億円の価格がつくこともあります。

エクスプローラー

特徴	・シンプルで洗練されたデザイン ・エベレスト登頂に成功した探検隊への敬意から名付けられた ・3、6、9の数字のみを表示した独特の文字盤 ・比較的手頃な価格帯

ロレックス・エクスプローラーは、シンプルで洗練されたデザインが特徴のモデルです。

その堅牢性から、冒険家や探検家に愛用されてきた歴史があります。

投資の観点からは、特にヴィンテージモデルが注目されているのです。

初期のモデルや、特殊な文字盤を持つレアなモデルは、高値で取引されることがあります。

デイトジャスト

特徴	・名前は日付表示が午前0時に瞬時に切り替わる機能に由来 ・幅広い場面で使える汎用性 ・クラシックで飽きがこないデザイン ・豊富なバリエーション ・文字盤の色や素材が豊富 ・ベゼルのデザイン、ブレスレットの種類が豊富

ロレックス・デイトジャストは、1945年に発表された同社の代表的なモデルの一つです。

投資の観点からは、特に希少性の高い文字盤や、ヴィンテージモデルが注目されています。

例えば、「パイソン」と呼ばれる特殊な文字盤を持つモデルや、初期の「バブルバック」モデルなどは、高値で取引されることがあります。

ただし、デイトジャストは生産数が多いモデルであるため、投資には慎重な選択が必要です。

【2位】パテックフィリップ

パテックフィリップは、最高級時計ブランドとして知られ、その資産価値は非常に高いです。

人気モデルには、ノーチラス、カラトラバ、ゴンドーロなどがあります。

特にノーチラスは、発売と同時に品薄になり、中古市場では新品価格の数倍で取引されることもあります。

パテックフィリップの時計は、高度な複雑機構を搭載したものが多く、時計愛好家からの評価も高いです。

ただし、価格帯が非常に高いため、投資としては敷居が高いのが現状です。

ノーチラス

特徴	・スポーティーでモダンなデザイン ・独特の八角形のベゼル ・一体型のブレスレット ・高級スポーツウォッチとしての地位

パテックフィリップ・ノーチラスは、1976年に発表された比較的新しいモデルですが、その斬新なデザインと希少性から、急速に高い資産価値を獲得しました。

特にステンレススチールモデルは、新品の入手が極めて困難で、正規店では数年から10年以上の待ち時間が必要とされることもあるのです。

投資の観点からは、ほぼすべてのノーチラスモデルが注目されています。

特に、生産終了したモデルや限定エディションは、中古市場で定価の数倍から10倍以上の価格で取引されることもあります。

カラトラバ

特徴	・名前は中世の騎士団「カラトラバ騎士団」の十字架がモチーフ ・シンプルで洗練されたデザイン ・手巻きムーブメント

パテックフィリップ・カラトラバは、1932年に発表された同社の代表的なドレスウォッチです。

投資の観点からは、特にヴィンテージモデルや限定エディションが注目されています。

例えば、初期のカラトラバモデルや、特殊な文字盤を持つレアなモデルは、高値で取引されることがあるのです。

ただし、カラトラバは長期的な価値の安定性が特徴であり、短期的な値上がりを期待するよりも、長期保有を前提とした投資が適しています。

ゴンドーロ

特徴	・四角形のケース ・名前はイタリアのベネチアで使われる細長いボート「ゴンドラ」に由来 ・クラシカルでありながらモダンなデザイン

パテックフィリップ・ゴンドーロは、同社の中でも特徴的な四角形のケースを持つモデルシリーズです。

生産数が限られているため、希少性が高く、資産価値も安定しています。

投資の観点からは、特に複雑機構を搭載したモデルや限定エディションがおすすめです。

例えば、永久カレンダーやクロノグラフ機能を搭載したモデルは、高値で取引されることがあります。

【3位】オーデマピゲ

オーデマピゲは世界三大高級時計ブランドの1つとして知られ、卓越した技術力と洗練されたデザインを誇ります。

特に「ロイヤルオーク」シリーズは、独特の八角形ベゼルと一体型ブレスレットで高い人気です。

また、オーデマピゲは年間生産本数が限られており、希少性が高いことも価値を維持する要因です。

さらに、創業以来家族経営を続けており、伝統と革新のバランスを保ちながら高品質な時計を製造しています。

ミレネリー

特徴	・名前は「千年紀」を意味し、過去、現在、未来の時の流れを表現 ・ムーブメントの機構を文字盤の前面から覗くことが可能 ・ミレネリーの独特なデザインと限定モデルの希少性

オーデマピゲのミレネリーは、独特の楕円形ケースと革新的なデザインで知られる高級腕時計シリーズです。

ミレネリーシリーズには、クロノグラフや限定モデルなど、様々なバリエーションが存在します。

トップモデルにはトゥールビヨンを搭載したものもあり、オーデマピゲの卓越した技術力を示しています。

ただし、ロイヤルオークほどの人気ではないため、投資には慎重な判断が必要です。

ロイヤルオーク

特徴	・名前は、イギリス海軍の軍艦にちなんでいる ・八角形のベゼル ・高級スポーツウォッチ ・一体型のブレスレット

オーデマピゲ・ロイヤルオークは、1972年に発表された同社の代表的なモデルです。

特にステンレススチールモデルは、新品の入手が困難なほど人気があり、中古市場では定価を大きく上回る価格で取引されています。

投資の観点からは、特にクラシックな39mmモデルや、複雑機構を搭載したモデルがおすすめです。

例えば、永久カレンダーやトゥールビヨンを搭載したモデルは、高値で取引されることがあります。

【4位】ウブロ

ウブロは独創的なデザインと素材の融合で知られています。

特に「ビッグバン」シリーズに代表される大胆で斬新なデザインは、多くのファンを魅了しているのです。

また、チタンやセラミックなど、高級素材を積極的に採用していることも評価されています。

限定モデルや特別コラボレーションモデルを多く展開していることも、リセールバリューを支える要因です。

そのため、希少性の高いモデルは、コレクター間で高い需要があります。

ビッグ・バン

特徴	・名前は宇宙の始まりを説明する理論「ビッグバン理論」に由来 ・多様な素材を組み合わせた独特の外観 ・高度な技術力 ・クロノグラフ機能を搭載

ウブロ・ビッグバンは、2005年に発表された同社の代表的なモデルです。

カーボンファイバー、セラミック、サファイアクリスタルなど、従来の時計製造では使用されなかった素材を積極的に採用しています。

投資の観点からは、特に限定エディションやコラボレーションモデルがおすすめです。

例えば、サッカー選手やF1ドライバーとのコラボレーションモデルは、高値で取引されることがあります。

【5位】リシャールミル

リシャールミルは「腕時計のF1」を目指すというコンセプトのもと、最先端の技術と素材を惜しみなく採用しています。

チタンやカーボンなどの高級素材を使用し、耐久性と軽量性を追求しているのです。

また、生産本数が極めて限られており、年間生産数は約5,000本程度と言われています。

さらに、超富裕層をターゲットにした高額モデルが多く、1,000万円から2億円以上の価格帯が主流です。

このため、中古市場でも高値で取引されやすい傾向にあります。

ロベルト・マンチーニ

特徴	・サッカーに特化した機能 ・軽量性 ・耐久性 ・クロノグラフ機能 ・イエローカードとレッドカードの表示機能

リシャールミル・ロベルト・マンチーニは、イタリアの元サッカー選手のロベルト・マンチーニとのコラボレーションモデルです。

このモデルは、スポーツウォッチとしての機能性と、リシャールミルの革新的な技術が融合した希少なモデルです。

投資の観点からは、このモデルの希少性と独自性が高く評価されています。

また、限定生産であることや、スポーツ界の著名人とのコラボレーションという付加価値が、高い資産価値につながっています。

バッバワトソン

特徴	・超軽量 ・耐衝撃性に優れた構造 ・ショット数をカウントできる機能

リシャールミル・バッバワトソンは、アメリカのプロゴルファー、バッバ・ワトソンとのコラボレーションモデルです。

このモデルは、ゴルフプレイヤーのニーズに応えるために開発された、超軽量で耐衝撃性に優れた構造が特徴です。

投資の観点からは、このモデルの技術革新性と希少性が高く評価されているのです。

リシャールミルの中でも特に限定的な生産数であることや、ゴルフというスポーツとの関連性が、高い資産価値につながっています。

腕時計の資産価値とは？

腕時計は、時間を確認するだけでなく、資産としての価値を持つことがあります。

その価値は、ブランドや希少性、状態などによって大きく左右されるのです。

ここでは、「資産価値が高い腕時計の特徴」や「リセールバリューの重要性」について紹介していきます。

資産価値が高い腕時計の特徴

資産価値が高い腕時計には、ブランド力、希少性、高品質、デザインの普遍性という特徴があるのです。

4つの特徴を持つ腕時計は、長期的に価値が維持されやすく、時には購入時よりも高値で取引されることもあります。

具体的には、ロレックスのデイトナやサブマリーナなどのモデルは、発売当時の定価を大きく上回る価格で取引されることがあります。

2つのモデルが長年にわたって人気を維持し、需要が供給を上回っているためです。

リセールバリューの重要性

リセールバリューとは、中古市場での売却価格のことを指し、高いリセールバリューは腕時計の資産価値を示す重要な指標です。

たとえば、100万円で購入した時計が同じ価格かそれ以上で売れる場合、その時計はリセールバリューが高いと言えます。

リセールバリューの高さは、ブランドの信頼性や限定生産、優れたデザインと技術など、様々な要因によって決まります。

特に、ロレックスやパテック・フィリップなどの高級ブランドは、リセールバリューが高いです。

このように、リセールバリューが高い時計を購入することで、売却時に利益を得ることもできます。

腕時計の投資とは？

腕時計の投資とは、将来的な価値の上昇を期待して腕時計を購入することを指します。

投資対象となる腕時計は、主に高級ブランドの限定モデルや人気モデルが中心です。

また、ブランドの評価、モデルの希少性、市場の需要などにより、時間の経過とともに価値が上昇する可能性があります。

さらに、購入時の状態維持や適切なメンテナンス、保管方法なども重要な要素となります。

腕時計の投資は、短期的な値上がりよりも、5年、10年といった長期的なスパンで価値の上昇を見込むことが多いです。

腕時計投資で初心者が失敗するポイント

腕時計投資で初心者が失敗するポイントは、以下の通りです。

長期的な利益に結びつかないものを選んでしまうと、損をしてしまう可能性があります。

また、モデルがマニアックであることや、自家製のムーブメントを選んぶことで、腕時計投資で失敗するケースもあります。

また、華やかで価格が高い時計ほど、価値が上がるとは限らないため、注意が必要です。

長期的な利益に結びつかないものを選んでしまう

初心者がよく陥る失敗の一つは、一時的なブームや流行や自分の好みで、長期的な価値上昇が期待できない腕時計を選んでしまうことです。

長期的な価値上昇が期待できる腕時計を選ぶ方法は、以下の3つです。

過去の価格推移を確認することで、そのモデルの価値の変動傾向を把握することができます。

また、限定モデルや生産終了モデルなど、希少性の高い腕時計を選ぶことも重要です。

ただし、単に希少であるだけでなく、市場での需要も考慮する必要があります。

ヴィンテージモデルの場合は、適度な経年変化が価値を高めることもあるため、一概に新品が最良とは限りません。

選ぶモデルがマニアックすぎる

初心者が陥りやすいもう一つの失敗は、一般的な需要が少ないマニアックすぎるモデルを選ぶことです。

選ぶべきモデルは、以下の通りです。

メジャーなブランドの定番モデルは、長年にわたって人気を維持しており、市場での需要も安定しています。

また、汎用性の高いデザインを選ぶことも重要で、個性的なデザインは、広い市場での需要は限られる可能性があるのです。

さらに、市場での需要と供給のバランスも重要であり、人気モデルであっても、供給過多の状態では価格が下落する可能性があります。

自家製のムーブメントを選んでしまう

自家製ムーブメントを搭載した腕時計は、技術的に優れていますが、必ずしも最適な選択とは限りません。

自家製ムーブメントの問題点は、以下の3つです。

自家製ムーブメントは、ブランドが生産を中止した場合、部品の入手が困難になり、修理費用が高額になったり、修理自体が不可能になったりすることがあります。

一方、ETA社などの汎用ムーブメントを使用した腕時計は、修理やメンテナンスが比較的容易で、コストも抑えられる傾向があります。

また、多くの高級ブランドが採用しているムーブメントもあり、必ずしも自家製にこだわる必要はありません。

華やかで価格が高い時計を買ってしまう

初心者が陥りやすいもう一つの失敗は、華やかで価格が高い時計を選んでしまうことです。

華やかで価格が高い時計を買うデメリットは、以下の通りです。

華やかなデザインの時計は、一時的な流行や個人の好みに左右されやすく、時代とともに人気が低下する可能性があります。

また、ダイヤモンドなどの宝石で装飾された時計は、初期費用は高くても、中古市場での需要が限られることがあります。

投資目的の場合、シンプルで汎用性の高いデザインを選ぶことが重要です。

クラシックなデザインの時計は、時代を超えて人気を維持しやすく、長期的な価値の安定性が期待できます。

リセールバリューが期待できない腕時計の特徴

それぞれのリセールバリューが期待できない腕時計の特徴について解説していきます。

個性的なデザイン

個性的なデザインの腕時計は、一時的な流行や個人の好みに強く影響されるため、リセールバリューが低くなりやすいです。

独特なデザインやカラーリングが、時間の経過とともに古びて見えたり、流行遅れになりやすいためです。

具体的には、フランク・ミュラーのクレイジーアワーズや、ハミルトンのベンチュラなどが挙げられます。

デザインの変更が激しいモデル

頻繁にデザインが変更されるモデルも、リセールバリューが低くなりやすい傾向にあるのです。

例えば、スマートウォッチや一部のファッションウォッチブランドは、毎年のようにデザインや機能を大幅に更新します。

具体的な例として、Apple Watchやサムスンのギャラクシーウォッチなどのスマートウォッチです。

2つの時計は、テクノロジーの進歩とともに急速に陳腐化してしまう傾向にあります。

電池式時計

電池式時計（クオーツ時計）は、一般的にリセールバリューが低くなりやすいです。

理由としては、機械式時計に比べて耐久性が低く、長期的な価値の維持が難しいためです。

また、電子部品の経年劣化により、修理が困難になる場合もあります。

例えば、多くのセイコーやシチズンのクオーツ時計は、優れた精度と手頃な価格で人気がありますが、中古市場での価値は新品時の価格を大きく下回ることが多いです。

したがって、リセールバリューを重視する場合は、機械式時計を選ぶことをおすすめします。

まとめ

本記事では、腕時計の資産価値とリセールバリューについて解説してきました。

資産価値が高い腕時計の特徴として、ブランド力、希少性、高品質、デザインの普遍性が挙げられています。

特に、ロレックス、パテックフィリップ、オーデマピゲ、ウブロ、リシャールミルなどのブランドが高い資産価値を持つとされています。

一方で、リセールバリューが期待できない腕時計の特徴として、個性的すぎるデザイン、頻繁なデザイン変更、電池式（クオーツ）時計です。

この3つの特徴に当てはまる腕時計は、時間とともに価値が低下しやすい傾向にあります。

腕時計を選ぶ際は、単に好みだけでなく、将来的な価値の維持も考慮することが重要です。

資産価値の高い時計は、長期的に価値が維持されやすく、時には購入時よりも高値で取引されることもあります。