ロレックスのリセールが高いモデルは?ランキングや購入するポイントを紹介

「ロレックスを買うなら、リセールバリューの高いモデルを選びたい!」

「ロレックスの中でも、どのモデルが将来的に価値が上がりやすいんだろう?」

高級時計の代名詞として知られるロレックスは、時を刻む道具としての機能だけでなく、資産価値としての側面も持ち合わせています。

しかし、すべてのロレックスが同じように価値を保つわけではありません。モデルによって、リセールバリューに大きな差があるのです。

この記事では、ロレックスのリセールバリューランキングや、高値で取引されるモデルの特徴、さらにリセールを考えて購入する際のポイントを詳しく解説していきます。

ロレックス購入を検討している方や、すでに所有している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • ロレックスのリセールバリューランキング
  • ロレックスのリセールが良い理由
  • リセールを考えてロレックスを購入するポイント
目次

ロレックスのリセールバリューランキング

ロレックスのリセールバリューランキングは、以下の通りです。

モデル名定価買取相場
オイスター パーペチュアル 36 Ref.126000 ターコイズ918,500円190万円前後
GMTマスターⅡ Ref.126710BLRO ジュビリー1,664,300円340万円前後
サブマリーナー デイト Ref.116610LV グリーン987,800円264万円前後
コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ホワイト1,757,800円430万円前後
GMTマスターⅡ Ref.126720VTNR ジュビリー1,711,600円260万円前後
GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR ジュビリー1,664,300円255万円前後
コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ブラック1,757,800円380万円前後
エクスプローラーⅠ Ref.14270 ブラック370,800円72万円前後
サブマリーナー Ref.126610LV1,648,900円222万円前後
コスモグラフ デイトナ Ref.116503 ブラック2,844,600円283万円前後

それぞれのモデルの特徴を解説していきます。

オイスター パーペチュアル 36 Ref.126000 ターコイズ

型番126000
定価918,500円
買取相場190万円前後

オイスター パーペチュアル 41 Ref.126000は、ロレックスのリセールバリューランキングで上位に位置する人気モデルです。

このモデルは、2020年に発表された新作で、鮮やかなターコイズブルーの文字盤が特徴です。

リセールバリューが高い理由は、その希少性と人気にあります。発売当初から入手困難な状態が続いており、中古市場でも高値で取引されています。

GMTマスターⅡ Ref.126710BLRO

126710BLRO
型番126710BLRO
定価1,664,300円
買取相場340万円前後

GMTマスターⅡ Ref.126710BLROは、2018年に発表された新作で、赤青のセラクロム製ベゼルが特徴です。

ジュビリーブレスレットの採用や新世代ムーブメントの搭載により、機能性と美しさを兼ね備えています。

市場での流通量が限られているにもかかわらず、世界中のコレクターから高い需要があり、これが価格を押し上げる要因となっています。

サブマリーナー デイト Ref.116610LV グリーン

116610LV
型番116610LV
定価987,800円
買取相場264万円前後

サブマリーナー デイト Ref.116610LV は、ロレックスの中でも特に高いリセールバリューを誇るモデルです。

高値で取引される理由は、ロレックスのコーポレートカラーであるグリーンを文字盤とベゼルの両方に採用した特別なデザインにあります。

2010年から2020年までの限られた期間のみ製造され、その希少性も価値を高めています。

コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ホワイト

116500LN
型番116500LN
定価1,757,800円
買取相場430万円前後

デイトナ Ref.116500LN ホワイトは、白文字盤と黒のセラミックベゼルのコントラストが美しく、スポーティーでありながら上品な印象を与えます。

また、高精度のクロノグラフ機能を搭載し、実用性も兼ね備えています。

どんなシーンにも合わせやすく、性別を問わず高い人気があるので高いリセールバリューが維持されています。

GMTマスターⅡ Ref.126720VTNR

126720VTNR
型番126720VTNR
定価1,711,600円
買取相場260万円前後

GMTマスターⅡ Ref.126720VTNRは、左リューズ仕様という珍しいデザインと、グリーンとブラックのツートンカラーベゼルが、コレクターの注目を集めています。

また、最新の高性能ムーブメント「Cal.3285」を搭載し、70時間のパワーリザーブを誇ります。

このように、独自の魅力と高い実用性を兼ね備えたモデルとして、リセール市場で高い評価を得ています。

GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR

126710BLNR
型番126710BLNR
定価1,664,300円
買取相場255万円前後

GMTマスターⅡ Ref.126710BLNRは、ブラックとブルーのツートンカラーベゼルが特徴的で、「バットマン」の愛称で親しまれています。

また、オイスターブレスとジュビリーブレスの2種類から選べることも、人気の要因となっています。

このように、高いデザイン性と実用性を持ちながら資産価値も期待できるモデルです。

コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ブラック

116500LN ブラック
型番116500LN
定価1,757,800円
買取相場380万円前後

デイトナ Ref.116500LN ブラックは、高いリセールバリューを誇るため、投資価値のある時計として注目されています。

ブラックの文字盤とセラミック製のベゼルの組み合わせが、スポーティーでありながら高級感のあるデザインになっています。

デイトナシリーズの中でも特に人気が高く、需要が供給を上回っており、高値で取引されています。

エクスプローラーⅠ Ref.14270 ブラック

型番14270
定価370,800円
買取相場72万円前後

エクスプローラーⅠ Ref.14270 は、1990年から2001年にかけて製造され、現代のエクスプローラーデザインを確立したモデルとして知られています。

初期モデルには「ブラックアウト」と呼ばれる希少なバリエーションが存在し、コレクターの間で特に人気が高くなっています。

サブマリーナー Ref.126610LV

126610LV
型番126610LV
定価1,648,900円
買取相場215万円前後

サブマリーナー Ref.126610LVは、ケースサイズが41mmにアップサイジングされ、ラグ形状やブレスレット幅も調整されたことで、よりスタイリッシュな印象となりました。

2020年に発売された比較的新しいモデルであり、需要に対して供給が追いついていないことも、価格を押し上げる要因となっています。

コスモグラフ デイトナ Ref.116503 ブラック

116503 ブラック
型番116503
定価2,844,600円
買取相場310万円前後
※保証書の年月で大きく変動

コスモグラフ デイトナ Ref.116503は、ステンレススチールとイエローゴールドを組み合わせ「イエローロレゾール」仕様です。

この素材の組み合わせは、スポーティーさとラグジュアリー感を両立させ、幅広い層に支持されています。

また、ブラックの文字盤が深みのある美しさを演出し、イエローゴールドとの対比が魅力的です。

ロレックスを安く購入するなら
ブランドアドレがおすすめ!

\安く購入するならこちらから

不要な時計の買取はこちらから

ロレックスのリセールが良い理由

ロレックスのリセールが良い理由

ロレックスがリセールバリューが高い理由としては、世界中で高い需要があること、流通量が少なく希少価値が高いこと、トレンドに左右されないデザインであることが挙げられます。

それぞれの理由について詳しく解説していきます。

世界中で高い需要がある

ロレックスのリセールバリューが高い理由の一つに、世界中で高い需要があることが挙げられます。

ロレックスは、その卓越した品質とブランド力で、世界中にファンを持っています。

具体例として、ロレックスは世界各国の王族や政治家、実業家、スポーツ選手、ハリウッドスターなどセレブと呼ばれる人たちに愛用されています。

日本の有名人や著名人もロレックスを愛用しており、これが世界規模での需要を高めています。

流通量が少なく希少価値が高い

ロレックスは、品質を重視するために大量生産を行わず、あえて流通量を抑えています。

そのため、市場に出回る数が限られており、希少性が高まっています。特に人気モデルは、正規店でも品薄状態が続いており、入手が困難になっています。

具体例として、デイトナやGMTマスターIIなどの人気モデルは、正規店に問い合わせても簡単に入手できません。

また、オイスターパーペチュアル41のターコイズブルー文字盤は、わずか2年間の製造期間で廃盤となり、希少価値が高まっています。

このように、ロレックスは流通量を制限することで希少価値を高め、結果としてリセールバリューの維持・向上につながっています。

トレンドに左右されないデザイン

ロレックスの時計は、長年にわたって基本的なデザインを変えていません。

シンプルで洗練されたデザインは、どの時代にも合わせやすく、普遍的な魅力を持っています。

具体例として、デイトジャストやサブマリーナーなどの人気モデルがあります。

これらの時計は、発売から数十年経った今でも、当時とほぼ同じデザインを保っています。そのため、古いモデルでも一時的な流行に左右されることなく、需要が衰えることがありません。

このように、トレンドに左右されないデザインが、高いリセールバリューにつながっているのです。

リセールを考えてロレックスを購入するポイント

リセールを考えてロレックスを購入するポイント

ここでは、リセールを考えてロレックスを購入するポイントをご紹介します。

スポーツモデルを選ぶ

リセールを考えてロレックスを購入するなら、スポーツモデルを選ぶことをおすすめします。

スポーツモデルは、高い機能性と人気から、価値が下がりにくい傾向にあります。

たとえば、サブマリーナーやデイトナなどは、長年人気が続いており、中古市場でも高値で取引されています。

これは、スポーツモデルが耐久性に優れ、日常使いからスポーツシーンまで幅広く活用できるためです。

スポーツモデル
  • コスモグラフ デイトナ
  • サブマリーナ
  • GMTマスター
  • エクスプローラー II
  • ヨットマスター II
  • ミルガウス

したがって、リセールバリューを重視するなら、ロレックスのスポーツモデルを選ぶことで、将来的な価値の維持が期待できます。

ステンレス製を選ぶ

ステンレス製のモデルは、高い需要と限られた生産数から、プレミアム価格がつきやすい傾向にあります。

特に、スポーツモデルのステンレス製は人気が高く、リセールバリューが優れています。

具体的には、コスモグラフ デイトナ 116500LNは、定価が140万円ほどですが、中古市場では400万円前後で取引されています。

また、サブマリーナー 126610LNも、定価の100万円台に対し、150万円前後で取引されています。

したがって、リセールバリューを重視するなら、ロレックスのステンレス製スポーツモデルを選ぶようにしましょう。

円高時に購入する

円高になると、ロレックスの輸入価格が下がるため、日本での販売価格も安くなる傾向にあります。

これは、ロレックスがスイスの企業であり、価格設定がスイスフランを基準にしているためです。

たとえば、1万ドルのロレックスの場合、為替レートが1ドル110円のときは110万円ですが、円高で1ドル100円になると100万円で購入できます。

具体的には、2016年の円高時には、多くのブランド製品の中古価格が下落しました。このような時期に購入すれば、将来的なリターンも期待できます。

したがって、リセールバリューを重視するなら、円高時にロレックスを購入することで、より有利な条件で購入できる可能性が高まります。

ロレックスを安く購入するなら
ブランドアドレがおすすめ!

\安く購入するならこちらから

不要な時計の買取はこちらから

ロレックスのリセールに関するよくある質問

ロレックスのリセール率が悪いモデルはありますか?

一般的に、ロレックスは高いリセール率で知られていますが、すべてのモデルが同じように高値で売れるわけではありません。

リセールが悪いモデル
  • チェリーニ
  • エアキング
  • デイデイト(プラチナモデル)

これらのモデルのリセール率が低い理由としては、需要が比較的少ないことや、デザインが一般的な好みに合わないことなどが考えられます。

例えば、チェリーニはドレスウォッチとしての位置づけで、スポーツモデルほど人気がありません。

ただし、リセール率が低いからといって、これらのモデルが悪いわけではありません。むしろ、長期的な視点で見れば、今後希少価値が高まる可能性もあります。

ロレックスの高騰はいつまで続くのでしょうか?

ロレックスの高騰は、今後も一定期間続く可能性が高いです。

その理由として、世界的な需要の増加、ブランドイメージ維持のための価格改定、旧モデルの生産終了による希少価値の上昇などが挙げられます。

具体的には、中国やインドなどの新興国での富裕層の増加により、ロレックスへの需要が高まっています。

ただし、経済状況や市場の変化によっては変動する可能性もあるため、注意が必要です。

レディースモデルのロレックスはリセール価値が高いですか?

レディースモデルのロレックスもリセール価値は高いですが、メンズモデルほどではありません。

その理由は、ロレックスがメンズ向けのイメージが強く、メンズモデルの需要が圧倒的に多いためです。

具体的には、オイスターパーペチュアルやデイトジャストなどの人気モデルは、比較的高いリセール価値を維持しています。

例えば、オイスターパーペチュアル31のターコイズブルーモデル(Ref:277200)は、定価以上の価格で取引されることもあります。

また、デイトジャストの一部モデルは、買取率が70%を超えるものもあります。

まとめ

ロレックスのリセールバリューについて詳しくご紹介しました。

リセールバリューが高いロレックスのモデルは、以下の通りです。

リセールバリューが高いロレックスのモデル
  • オイスター パーペチュアル 36 Ref.126000 ターコイズ
  • GMTマスターⅡ Ref.126710BLRO
  • サブマリーナー デイト Ref.116610LV グリーン
  • コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ホワイト
  • GMTマスターⅡ Ref.126720VTNR
  • GMTマスターⅡ Ref.126710BLN
  • コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ブラック
  • エクスプローラーⅠ Ref.14270 ブラック
  • サブマリーナー Ref.126610LV
  • コスモグラフ デイトナ Ref.116503 ブラック

リセールバリューを最大化するためには、人気のスポーツモデルやステンレス製のモデルを選び、円高時に購入することが効果的です。

ただし、時計選びは個人の好みや使用目的も重要な要素なので、それらとのバランスを考慮することが大切です。

また、ロレックスの高騰は今後も一定期間続く可能性が高いですが、経済状況や市場の変化によっては変動する可能性もあります。

執筆者情報

田崎 賢(たさき けん)
ブランド買取鑑定士

数万点にも及ぶブランド品売買の経験で得た知識から、ブランド品に関する旬な話題やお得な情報、購入時や売却時のポイントなどを発信しております。

目次