「動かないロレックスが自宅にあるけど、買取してもらえるのかな」
「もったいなくて壊れたロレックスを処分できない、できるなら売りたい」
世界中で愛される最高級腕時計ブランドのロレックスですが、動かなくなっても高級品ゆえに処分できない人が多くいるでしょう。
この記事では「動かなくなったロレックスでも買取が可能である理由」や、「より高く買取ってもらうためのコツ」を紹介します。
また、動かないロレックスでも売却は可能であることも解説していますので、最後までお読みいただき査定の参考にしてください。
- 動かないロレックスでも買取できる理由
- できるだけ高く買取ってもらうための準備
- ロレックスを買取ってもらえない理由
動かないロレックスでも買取は可能
動かない状態のロレックスでも、買取は可能です。
なぜなら、高級腕時計といえばロレックスと名が出てくるほど非常に高いブランド力を持っているため、動かなくとも価値があるためです。
また、ロレックスは大量生産をしないため希少価値が非常に高く、近年はどのモデルも値上がりしているため、資産価値があがっています。
日常生活の使用で求められる実用性や耐久性があることはもちろん、資産価値も高騰中であるロレックスは中古市場でも非常に高い需要があるため、動かなくなっても買取が可能なのです。
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動かないロレックスでも買取できる理由は?
動かないロレックスでも買取できるのには理由があります。
理由は以下の2つです。
- 修理を行えば再販できるため
- それぞれの部品にも価値があるため
腕時計は動かなければ価値がないと思われがちですが、ロレックスは動かない状態でも高値で取引されています。
なぜ動かないロレックスでも買取が可能なのか、ひとつずつ理由を解説します。
修理を行えば再販できるため
ロレックスは動かなくても、修理をすることで再販が可能なため買取してもらえます。
なぜなら世界的に人気の高いロレックスは、中古市場でも多くの需要があるため、修理して直せる状態であれば買取の価値は高くなるためです。
大抵のブランドは買取価格以上に修理費用がかかってしまうため、業者としても買取るメリットがありません。
ですが、ロレックスは元値が高額なうえに資産価値も高騰しているため、買取価格そのものもあがっています。
そのため、修理が必要だとしても業者側に利益としてのメリットがあるのです。
動かないロレックスを所有しているのであれば、買取してもらえるかわからなくてもまずは査定に出しましょう。
それぞれの部品にも価値があるため
ロレックスは部品自体に価値があるため、動かなくても買取が可能です。
ロレックスを所有している人のなかには、故障した際の代替えとして正規の部品を求めている人もいるためです。
また、正規部品にはメーカー保有期間が存在します。
多くのブランドでは修理に必要な部品をストックする期間が決まっており、その期間を過ぎると正規店での修理は困難となります。
そのため部品のみを求めるといった需要が出てくるのです。
ロレックスは基本的に25年間、部品を保有しています。
正規部品のメーカー保有期間は、多くの場合は製品生産が終了してから10年前後ですので、いかにロレックスの保有期間が長いのかわかります。
そのため、動かなくなってしまったなどといった腕時計としての価値がない状態だとしても、ロレックスは部品自体に価値があるため買取ってもらえるのです。
できるだけ高く買い取ってもらうために行う査定前の準備
動かないロレックスを査定に出す場合、より高値で買取してもらうために必要な準備を以下で説明します。
- 自分で落とせる汚れは落としておく
- ギャランティーカードなどの付属品は揃えておく
- オーバーホールや修理は行わずに査定してもらう
上記のポイントをおさえれば、より買取価格をあげられるでしょう。
1つずつ解説します。
自分で落とせる汚れは落としておく
自分でできるかぎりの汚れは落とし、なるべくきれいな状態で査定にだしましょう。
業者は買取後にクリーニングする必要があるため、少しでもきれいにしておくことで手間が減り、買取価格に上乗せされる場合があるためです。
たとえば、マイクロファイバータオルで拭き取ったり、歯ブラシやつまようじで細かいゴミをかき出したりするだけでも汚れは落とせます。
査定に出す前にほんの少し手間をくわえるだけで買取金額はあがる可能性がありますので、自分でできることは必ず行いましょう。
歯ブラシやつまようじを使用する際は、ロレックスに傷をつけないよう注意しましょう。
ギャランティーカードなどの付属品は揃えておく
ギャランティーカードなどの付属品の有無は買取価格に影響しますので、査定前に揃っているか確認しておきましょう。
とくにギャランティーカードは、「正規の販売ルートで購入した本物である証」ですので買取の査定において非常に重要なものです。
必ず手元に残しておきましょう。
また、ロレックスは世界的に有名な人気ブランドであるがゆえに偽物も多く出回っています。
専門店に在籍するプロの査定士であれば本物かどうかの判断はできますが、ギャランティーカードがあることで、商品に対する購入者の信用度があがります。
そのため、買取価格もあがるというわけです。
また以下のような付属品があると、さらに買取価格があがる可能性があります。
- 外箱
- 内箱
- ベルトの余りコマやピン
- 取扱冊子
- ノベルティ
購入時の付属品がすべてあればベストですが、なければ手元にある分だけでも時計本体とあわせて査定にだしましょう。
ギャランティーカードがあると、再販時に買い手が付きやすくなるため買取してもらいやすくなります。
オーバーホールや修理は行わずに査定してもらう
オーバーホールや修理は労力と費用がかかるため、そのまま査定してもらいましょう。
仮に、オーバーホールや修理をすることにより時計が動くようになったとしても、売却時に利益が大きくなるとは限りません。
たとえば、壊れたままの時計の買取価格が30万円、オーバーホール後が35万円だとします。
本来30万円手元にくるはずが、オーバーホール代に10万円かかってしまうと、35万円から10万円を引いた25万円が実質手元に残る金額です。
結果的に動かないロレックスをそのまま査定に出したほうが利益も高くなる場合があることから、オーバーホールや修理を先にすることで損をしてしまうこともあるのです。
オーバーホールや修理を査定前にすべきかは、買取価格を見てみなければわかりませんので、まずはそのまま査定にだしましょう。
査定後の金額を確認し、必要であればオーバーホールや修理のうえ再度買取に出すとよいでしょう。
場合によってはロレックスを買取してもらえないこともある
動かないロレックスは場合によって買取してもらえないこともあります。
理由は以下です。
- 修理を行っても修復が不可能な場合
- 修理費用が買取金額を超えてしまう場合
- 損傷が激しく本物か判別できない場合
ロレックスでも買取不可となる際の理由を見ていきましょう。
修理を行っても修復が不可能な場合
修理を行っても再販が可能な状態に修復ができない場合と判断されたら、買取してもらえないケースがあります。
買取業者は基本的に再販を目的として買取しているため、修理を行っても修復しきれず商品化できなければ意味がないためです。
たとえば原形をとどめていない程の破損、経年劣化によるサビ、水没による内部損傷があるとします。
このような場合は、部品としての価値もないと判断される場合があるため、買取してもらえません。
時計が動かなくなっていたとしても、最低限の基準値に達する状態を保っている必要があるのです。
ただし、素人目では判断がつかない場合もあると思います。
その際には査定にだし、プロの専門家に確認してもらいましょう。
買取業者により判断が異なる場合がありますので、必ずロレックスの買取実績が多い専門店で査定を依頼しましょう。
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修理費用が買取金額を超えてしまう場合
修理費用が買取金額を上回ると判断された場合は、買取してもらえないこともあります。
買取業者は、買取った金額より高い価格で販売し粗利を出していますので、基本的に利益の出ない買取は行いません。
ロレックスほどの高級ブランドは、修理するための部品一つひとつも高額なため、修理費用もかさみやすくなります。
修理箇所が多ければ多いほど費用も莫大となる恐れがあるため、買取不可と判断されることもあると覚えておきましょう。
損傷が激しく本物か判別できない場合
時計自体が激しく破損しており、間違いなく正規のロレックスであると判別できなければ買取はしてもらえないでしょう。
たとえギャランティーカードがあったとしても、本体の損傷が激しければシリアルナンバーの確認ができず、本物と判断できない場合もあります。
また、ロレックスであると判別できても、損傷が激しければそれだけ修理費用も莫大となるため、業者側からすれば買取するメリットがないと言えるでしょう。
動かなくなったロレックスも諦めずに査定を行いましょう
動かなくなったロレックスでも買取可能な理由や、より高く買取ってもらうための準備を解説してきました。
腕時計が動かなくなってしまうと、価値がなくなり買取してもらえないと思う人も多くいるでしょう。
しかし、ロレックスであれば動かなくなっていても買取してもらえる可能性が高いです。
理由は以下の通りです。
- 修理を行えば再販できるため
- それぞれの部品にも価値があるため
査定に出してみなければ確実に買取してもらえるかはわかりませんので、迷った場合はまず依頼してみましょう。
価値がないと思っていたロレックスが、実は高額で買取されるかもしれません。
動かないロレックスを持っている人は、諦める前に査定にだしましょう。