「パテックフィリップのキュビタスとは？」
「キュビタスの定価はいくらですか？」
キュビタスは、パテックフィリップが2024年10月に発表した25年ぶりの新コレクションです。
スクエア型のケースと薄型設計が特徴で、定価は653万円から1,399万円となっています。
今回は、キュビタスの特徴や定価、中古価格、買取相場について詳しく解説していきます。
キュビタスの購入をご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
パテックフィリップのキュビタスとは？
パテックフィリップのキュビタスは、2024年10月に発表された25年ぶりの新コレクションです。
スクエア型のケースデザインと薄型設計が特徴的な腕時計です。
キュビタスの詳細
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ケースサイズ | 直径（10～4時位置）：45 mm |
| ムーブメント | 自動巻（キャリバー 26‑330 S C） |
| 厚さ | 8.3 mm |
| 防水性能 | 3気圧 |
- Ref.5822P: プラチナケース、ムーンフェイズと曜日表示付き
- Ref.5821/1AR: ステンレスとローズゴールドのコンビモデル
- Ref.5821/1A: ステンレススチールモデル
このコレクションは、パテック フィリップ社長のティエリー・スターン氏の「スクエア型の時計をつくりたい」という長年の思いから生まれました。
世界の腕時計の85%がラウンド型である中、新しい挑戦として開発されました。
キュビタスの定価一覧
パテックフィリップのキュビタスは、3つのモデルがあり、それぞれ価格帯が異なります。
キュビタスの定価一覧
| モデル | 型番 | 素材 | 定価（税込み） |
|---|---|---|---|
| 5821/1A-001 | ステンレススチール | 6,530,000円 |
 | 5821/1AR-001 | スチール&ローズゴールド | 9,700,000円 |
 | 5822P-001 | プラチナ | 13,990,000円 |
ステンレスモデルをエントリーモデルとして位置づけ、コンビモデル、プラチナモデルと段階的な価格設定となっています。
特にプラチナモデルは、大型日付表示や曜日表示、ムーンフェイズといった複雑機能を備えており、6件の技術特許出願が行われた新開発のムーブメントを採用しています。
キュビタスの並行店小売価格
キュビタスの中古価格
| 型番 | 素材 | 並行店小売価格（税込み） |
|---|---|---|
| 5821/1A-001 | ステンレススチール | 19,100,000円前後 |
| 5821/1AR-001 | スチール&ローズゴールド | 25,000,000円前後 |
| 5822P-001 | プラチナ | 28,000,000円前後 |
新作コレクションとして注目を集めており、正規店での入手が困難なことから、中古市場では定価の2～3倍程度の価格で取引されています。
特にステンレスモデルは、定価との価格差が最も大きくなっています。
パテックフィリップの新コレクションとして25年ぶりの発表となったキュビタスは、希少性が高く、中古市場での需要が供給を上回っている状況です。
ただし、市場価格は常に変動するため、購入を検討する際は最新の相場を確認することをおすすめします。
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キュピタスの買取相場
発売されて間もないため、買取相場は定価を大きく上回っています。以下に、現在の買取相場をモデル別にまとめました。
キュピタスの買取相場
| 型番 | 素材 | 買取相場（時期によって変動あり） |
|---|---|---|
| 5821/1A-001 | ステンレススチール | 1300万円 |
| 5821/1AR-001 | スチール&ローズゴールド | 1500万円 |
| 5822P-001 | プラチナ | 1800万円 |
25年ぶりの新コレクションということもあり、当面は高値での取引が続くと予想されます。
ただし、市場価格は常に変動するため、売却を検討する際は複数の買取業者に査定を依頼することをおすすめします。
正規店でキュピタスを購入するのは難しい
キュビタスを正規店で購入することは、非常に困難な状況となっています。
- 新規の予約受付を停止している店舗が多い
- 購入履歴による優先順位付けがある
- 転売防止のための厳格な審査がある
パテックフィリップは年間生産本数が限られており、新コレクションであるキュビタスはさらに希少性が高くなっています。
正規店での購入が難しい場合は、信頼できる中古販売店や並行輸入品の取り扱い店舗を利用するのも一つの選択肢です。
ただし、いずれの場合も定価以上での取引となることを念頭に置く必要があります。
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キュビタスに関するよくある質問
正規店で購入する際の待機期間はどのくらいですか？
正規店での待機期間は、モデルや購入条件によって大きく異なりますが、基本的に数年から最大10年程度の待機が必要となります。
- パテックフィリップ全体の年間生産本数が限られている
- 新コレクションとして注目度が高い
- 購入履歴による優先順位付けがある
特に新規のお客様の場合、まずは購入しやすいエントリーモデルから始めることで、待機期間を短縮できる可能性があります。
また、定期的に店舗に通って信頼関係を築くことで、待機期間に関する具体的な情報を得られることもあります。
値上げの予定はありますか？
パテックフィリップは年に複数回の価格改定を行う傾向があるため、キュビタスも値上げの可能性が高いと考えられます。
2024年には、パテックフィリップの多くのモデルで2月、4月、9月と3回の価格改定が実施されました。
これは為替変動や材料費の上昇に対応するためです。
今後のバリエーション展開はありますか？
キュビタスコレクションの更なる拡充を予定しています。
キュビタスはノーチラスやアクアノートと並ぶ位置づけとなることが想定されており、若年層や個性的なデザインを求める顧客層をターゲットとした新しいバリエーションの登場が予測されます。
キュビタスはいつから販売されていますか？
キュビタスは2024年10月18日から正規販売店での販売が開始されています。
開発には4年の歳月がかけられ、特にRef.5822Pに搭載される新開発のムーブメントには6年の開発期間を要しました。このように長期の開発期間を経て、2024年10月からの販売開始となっています。
なぜスクエアケースを採用したのですか？
キュビタスがスクエアケースを採用した理由は、パテック フィリップ社長のティエリー・スターン氏の長年の思いを実現するためです。
世界中の腕時計の85%がラウンド型である中で、スターン氏は若い頃から「コレクションに美しいスクエア型の時計を含めたい」という強い思いを持っていました。
まとめ
パテックフィリップのキュビタスは、2024年10月に発表された25年ぶりの新コレクションで、スクエア型ケースが特徴的な高級腕時計です。
定価は、ステンレスモデルが653万円、コンビモデルが970万円、プラチナモデルが1,399万円となっています。
ただし、正規店での購入は非常に難しいため、中古市場であればすぐに入手することが可能です。
キュビタスは25年ぶりの新コレクションとして注目を集めており、今後も需要の増加が予想されます。
中古市場での取引価格は高額ですが、パテックフィリップの年間生産本数が限られていることから、長期的な資産価値も期待できる時計といえるでしょう。
