ギャランティカードなしでもブランド品は買取できる？保証書の違いを紹介！

「ギャランティカードとは？」

「ギャランティカードがないと買取してもらえないの？」

ブランド品を売却する際、こんな疑問を抱く方は少なくありません。

ギャランティカードは、正規品を証明する重要な書類ですが、実は持っていなくても買取可能なケースが多いのです。

本記事では、ブランド買取のプロ目線で、ギャランティカードの基本知識や、ギャランティカードがない場合の対処法などを詳しく解説します。

ブランド品の売却を考えている方は、ぜひ最後までお読みください。

ギャランティカードの基本

ブランド品を購入や売却する際、ギャランティカードについて疑問を持つ方も多いでしょう。

ここでは、ギャランティカードの基本的な情報や役割について解説します。

ギャランティカードとは？

ギャランティカードとは、ブランド品が正規品であることを証明する重要な書類です。

このカードには、購入日、購入店舗、購入者の名前、そして商品のシリアルナンバーなどが記載されています。

これらの情報により、そのブランド品が正規ルートで販売された本物であることが証明されます。

ただし、すべてのブランドがギャランティカードを発行しているわけではありません。

また、並行輸入品の場合、正規のギャランティカードが付属しないこともあります。

真贋判定におけるギャランティカードの重要性

ギャランティカードは、ブランド品の買取時に大きな役割を果たします。

例えば、カードがあることで、買取店での査定がスムーズに進むだけでなく、査定額にプラスの影響を与える可能性があります。

上記の要因から、ギャランティカードがある場合、一般的に買取価格は高くなる傾向にあります。

ブランド品の高価買取を目指すのであれば、付属品の一部のギャランティカードが揃っていると有利になります。

ブランド別ギャランティカードの特徴と違い

ギャランティカードは、ブランドによって特徴や違いがあります。

ルイ・ヴィトン、エルメス、グッチなどの有名ブランドは、実はギャランティカードを発行していません。

これらのブランドは、商品自体に刻印やシリアルナンバーを付けることで真贋を管理しています。

一方、シャネル、カルティエ、プラダなどはギャランティカードを発行しており、購入日や店舗名、シリアルナンバーなどの情報が記載されています。

また、ブルガリやロレックスなどの高級時計ブランドは、より細かな情報を記載した保証書を発行しています。

これには、ムーブメントの種類や防水性能などの技術的な情報も含まれることがあります。

このように、ブランドによって、ギャランティカードの有無や内容が異なります。

ギャランティカードがない場合の買取について

再発行が難しい理由や、ギャランティカードなしでも問題ない件について解説していきます。

紛失した際の再発行手続きは難しい

ギャランティカードを紛失した場合、再発行することは難しいです。

その理由は、一つの商品に対して一枚だけ発行され、購入日や購入店舗を証明する重要な役割を果たしているからです。

後から商品だけを持ち込まれても、正規ルートで購入されたものかどうかを判断するのが難しいのです。

例えば、ロレックスやオメガなどの高級時計ブランドでは、コピー品対策としてギャランティカードの再発行を行っていません。

これは、偽物に本物のギャランティカードを付けて悪用されることを防ぐためです。

このような理由からギャランティカードの再発行は難しいため、紛失しないよう大切に保管するようにしましょう。

ギャランティカードなしでも買取できる

ギャランティカードがなくても、ブランド品は買取可能です。

なぜなら、ギャランティカードがない場合でも、商品自体の状態や他の付属品から真贋判定が可能だからです。

また、一部のブランドではそもそもギャランティカードを発行していないため、カードの有無だけで判断することはできません。

このように、ギャランティカードなしでも買取することは可能なので安心してください。

ギャランティカードに関するよくある質問

ギャランティカードと保証書の違いは？

ギャランティカードはブランドが発行する正規品証明書であり、保証書は販売店が独自に発行する品質保証書です。

• ギャランティカード：ブランド品が正規ルートで販売された本物であることを証明するもの
• 保証書：販売店が商品の品質を保証するために発行するもので、修理や交換に関する条件が記載されていることが多い

高級時計ブランドのロレックスでは、緑色のプラスチック製ギャランティカードが発行されます。

このカードには、ブランドのロゴが金文字で印刷され、購入情報やシリアルナンバーが記載されています。

一方、時計店が独自に発行する保証書には、その店舗での保証内容や期間が記載されています。

未記入のギャランティカードは有効？

未記入のギャランティカードは、基本的に有効ではありません。

ギャランティカードは、購入日、購入店舗、購入者の名前、商品のシリアルナンバーなどの情報が記載されていることで、その商品の履歴や正当性を保証します。

これらの情報が未記入の場合、カードの信頼性が大きく低下してしまいます。

ただし、すべてのブランドや状況で未記入のカードが無効というわけではありません。

一部のブランドでは、シリアルナンバーのみが記載されていれば有効とする場合もあります。

また、購入時のレシートなど、他の証明書類と併せて提示できる場合は、未記入のカードでも問題ない場合があります。

並行輸入品でもギャランティカードはついている？

並行輸入品にもギャランティカードは付属することがありますが、正規品のものとは異なる場合が多いです。

並行輸入品のギャランティカードは、正規品のものと比べて情報が不完全だったり、形式が異なったりすることがあります。

その理由は、並行輸入品が正規の販売ルート以外で仕入れられた商品だからです。

ただし、並行輸入品だからといって必ずしも偽物というわけではありません。

多くの場合、並行輸入品も本物のブランド品です。ただ、正規のアフターサービスを受けられない可能性があります。

まとめ

ギャランティカードは、ブランド品の正規性を証明する重要な書類です。

購入日、店舗名、シリアルナンバーなどが記載され、真贋判定や買取時に大きな役割を果たします。

ただし、すべてのブランドが発行しているわけではありません。

ギャランティカードがあると買取価格が高くなる傾向がありますが、なくても買取は可能です。

その場合、他の付属品を揃えたり、商品の状態を良くしたりすることが大切です。

ブランドによってカードの特徴や有無が異なるため、購入時に確認が必要です。

また、未記入のカードは基本的に無効で、再発行も困難です。並行輸入品の場合、正規品とは異なるカードが付属することがあります。

ギャランティカードは大切に保管し、購入時には必要事項をしっかり記入してもらうことが重要です。