「エルメスのバッグはどうして値段が高いの?」
「バーキンが欲しいけれど、なかなか手に入らないのはなぜ?」
エルメスのバーキンは価格が高いうえになかなか手に入らず、偶然入店した店舗で手にすることはまず不可能とも言える商品です。
エルメスのバーキンが高い最大の理由は、希少価値が高く、需要に供給が追いついていないためです。
この記事では、高い評価を受けているエルメスのバーキンにおいて「高価な理由」や「定価」について解説します。
エルメスのバーキンをより深く知ることができますので、ぜひ最後までお読みください。
- バーキンの定価
- バーキンの価格が高騰し続けている背景と実情
エルメスのバーキンが高い理由
エルメスのバーキンが高い理由は、職人技術と上質な材料による希少性の高さと、ブランドそのものの価値が高いことがあげられます。
また、バーキンはエルメスというブランドのシンボルであり、スタッフによる丁寧なサポートも価値を高める理由のひとつです。
そこでバーキンの価値が高い理由を以下にまとめました。
- 職人が1つずつ手作りで生産しているため
- 高級素材を使用しているため
- 希少性が高く入手が困難であるため
- 「エルメス」というブランド価値が高いため
- 修理などのアフターケアが手厚いため
これらの要素が組み合わさることで、バーキンはその価格に見合う高い品質と希少性を持つバッグとして評価されているわけです。
エルメスのバーキンが高い理由を理解することで、その価値をより深く感じることができるでしょう。
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職人が1つずつ手作りで生産しているため
エルメスのバーキンが高い理由は、熟練した職人による手作りの生産プロセスにあります。
バーキンは、他の大量生産された商品と異なり、一つひとつが職人による手作りで製作されています。
バーキンの製作は「裁断」「縫製」「仕上げ」まで、すべてのプロセスが手作業でおこなわれています。
工程数が多く労力と時間がかかっていることから、ひとつのバッグを完成させるまでに数日かかることも少なくありません。
このように、時間をかけた丁寧な手作業で作られているため、生産数が限られているのです。
またエルメスの職人は、厳しい訓練と長年の経験を積んだ、バッグ作りの専門技術者です。
各職人が手掛けるバッグには製作者である職人のサインが刻まれ、エルメスの品質と独自性が保証されます。
この高い品質と希少性が、バーキンの価値をさらに高めているのです。
高級素材を使用しているため
バーキンには、厳選された最高級の素材が使用されています。
「クロコダイル」「トゴ」「エプソン」など、革ならではの耐久性と美しさを保つ希少な品質の素材です。
トゴやエプソンは雄の仔牛の革で、エルメスの定番アイテムにも多く使用されており、バーキンにおいても最も多く扱っている素材といえます。
また、クロコダイルなどの希少な素材は入手数も限られており、特別な加工技術が必要です。
加えてバーキンの金具や装飾にも高品質の素材が使用されています。
そして精緻なディテールの金具には金やパラジウムが使われており、これらの高級素材がバッグ全体の価格と価値を上げているのです。
その素材の質の高さが価格に反映されていることが、エルメスのバーキンが高い理由のひとつになっています。
希少性が高く入手が困難であるため
バーキンは、エルメスのアイテムの中でも希少性が高く入手が困難です。
バーキンの生産はごく少数に限られており、エルメスの正規店で購入するにはエルメスの店舗から、顧客ランクなどといった高い評価が必要となります。
顧客としての評価を上げるにはエルメス製品を継続的に購入する必要があるため、金額や期間的にも簡単にあげることはできません。
市場に出回るバーキンは非常に少ない反面、常に高い需要があります。
しかし、エルメスは機械による大量生産をしないなど、意図的に生産数を増やさないという方針をとっており、これが希少性をさらに高める要因になっています。
需要と供給のバランスがとれていないことが、バーキンを入手困難にしている理由だと言えるでしょう。
「エルメス」というブランド価値が高いため
エルメスは、1837年にフランスで創業された老舗ブランドです。
長年の愛された信頼と評価から、高いブランド価値が確立されています。
馬具製造から始まったエルメスは最高級のブランドアイテムで知られており、丁寧な職人技と伝統的なデザインが特徴のブランドになりました。
なかでもバーキンは、エルメスのアイコンバッグとして長年愛され続けており、高品質なブランドイメージを象徴する存在になっています。
また、バーキンは著名人やセレブが多く愛用していることから、セレブリティのステータスシンボルとしても人気があり、資産価値も高く、バーキンの価格が年々上昇し続けています。
このような背景からも、エルメス自体のブランド価値は右肩上がりに高まり続けていると言えるでしょう。
修理などのアフターケアが手厚いため
エルメスは、購入後の修理などのアフターケアが手厚く、製品の品質保証が充実していることでも知られています。
代表的なアフターケアは以下があげられます。
- 購入後数十年にわたる長期的なサポート
- 満足度の高い顧客サービス
- エルメスの製品工場にて職人による修理
このように、エルメスのアフターケアは購入後も長く提供されるのが特徴です。
エルメスは自社の製品に対して専門的な修理サービスを提供し、熟練した職人が修理を担当することで、製品の寿命を延ばしています。
充実したアフターケアはバーキンの資産価値を高め、中古市場でも人気を支える要因の一つとなっているのです。
エルメスのバーキン各種類の定価
エルメスのバーキンには「25」「30」「35」「40」という4つのサイズモデルがあり、各種類により定価が異なります。
バーキンの価値評価は以下の観点を含み、様々な要素で総合判断されています。
- モデル
- 素材
- カラー
- 状態
一般的に希少性の高い素材や人気カラー、状態の良いバーキンはより高値で取引されます。
エルメスのバッグ素材において代表的な種類は以下の通りです。
素材 | 特徴 |
---|---|
トリヨンクレマンス | 雄牛の革で、表面にトゴに似た班があり上質 |
トゴ、エプソン | 雄の仔牛の革で、柔軟性があり希少価値が高い |
オーストリッチ | ダチョウの革で、耐久性に優れた最高級素材 |
またヴィンテージのバーキンは希少価値が高く、コレクターズアイテムとしてさらに高値で取引される場合もあります。
では、バーキンの各素材の定価について解説します。
バーキン25の定価
バーキン25は最小サイズのバーキンで、そのコンパクトさと洗練されたデザインが魅力です。
小ぶりで軽いため普段使いに最適であり、フォーマルなシーンでのスタイリングにも重宝されます。
人気カラーは「ブラック」「エトープ」「ゴールド」などです。
代表的なバーキン25のモデルの定価を以下にまとめました。
素材 | 種類 |
トリヨンクレマンス | 設定無し |
トゴ | ¥1,738,000 |
スウィフト | ¥1,826,000 |
オーストリッチ | ¥3,377,000 |
ニロティカス | ¥7,370,000 |
エプソン | ¥1,705,000 |
バーキンの中でもとくに人気が高く、他のサイズに比べて市場に出回る数が少ないため、希少性も高い傾向にあります。
バーキン30の定価
バーキン30は、バランスの良いサイズ感と機能性が魅力です。
日常において必要なアイテムをしっかり収納できる大きさのため、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。カジュアルにもフォーマルにも合わせることができ、万能なバッグと言えるでしょう。
人気カラーは「ブラック」「エトープ」「ゴールド」などです。
代表的なバーキン30のモデルの定価を以下にまとめました。
素材 | 定価 |
トリヨンクレマンス | ¥1,903,000 |
トゴ | ¥1,903,000 |
ニロティカス(クロコ) | ¥8,558,000 |
エプソン | ¥1,870,000 |
バーキン30は女性セレブや芸能人を中心にファンが多く、高い人気を誇っています。
バーキン35の定価
バーキン35は機能性と存在感が魅力で、一番標準的なサイズのバーキンです。
A4サイズの書類が収納できるため、世界的にも一番人気のサイズといわれています。
そして、持っているだけでステータスを感じさせる存在感と、ビジネスやカジュアルシーンでも活用できる汎用性の高さがポイントといえます。
また荷物の多い旅行などでも活躍する収納力があり、サイズ選びの失敗もありません。
余白が多い分、ストールを付けるなどのアレンジにも向いています。
バーキンの複数持ちや指し色に使いたい場合など、鮮やかなカラーも人気です。
代表的なバーキン35のモデルの定価を以下にまとめました。
素材 | 定価 |
トリヨンクレマンス | ¥2,068,000 |
トゴ | ¥2,068,000 |
エプソン | ¥1,991,000 |
バーキン35は他のサイズより大きいことから素材を多く使用するため、値段も高くなる点は注意しましょう。
バーキン40の定価
バーキン40はバーキンシリーズの中で最も大きいサイズで、その大きさと高級感が魅力です。
サイズ感がありながら卓越した職人技術により、洗練されたデザインと高級感が両立しています。
収納領域も広く荷物がたくさん入るため、マザーズバッグとしても使用が可能です。
多くの荷物を持ち運ぶ必要があるビジネスや旅行での使用に向いているため、バーキンの存在感を一層際立たせるサイズと言えるでしょう。
また、「バーキン」の名前の由来にもなったジェーン・バーキンにエルメスが送ったバッグが、このバーキン40です。
以下に、代表的なバーキン40のモデルの定価と特徴をまとめました。
素材 | 定価 |
トリヨンクレマンス | ¥2,222,000 |
トゴ | ¥2,222,000 |
バーキン40は流通量が少なく、日本でもめったに見られないサイズでもありますので、入手はさらに困難な種類といえます。
エルメスのバーキンは買取価格も高騰している
エルメスのバーキンの圧倒的な人気は中古市場においても例外ではなく、買取価格も高騰しています。
なぜなら、バーキンは投資価値のあるブランド品としても認識されているためです。
バーキンの買取価格高騰の理由として、以下の3つの要因が挙げられます。
- 希少性の高さ
- 需要の高さ
- 資産価値の上昇
バーキンは入手困難であり、エルメスの正規店で購入するには優良顧客としての高い評価も必要です。
また、ステータスとしてセレブリティから長く愛用されており資産価値も高いため、投資目的で購入する人も増えています。
そのうえ世界的な経済情勢が不安定化しており、金価格や株価などの資産価値が上昇しています。
こうした希少性や資産価値上昇の影響を受け、高級ブランドであるバーキンの買取価格も高騰しているのです。
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まとめ
バーキンが高価である理由は、以下の5つです。
- 職人が1つずつ手作りで生産しているため
- 高級素材を使用しているため
- 希少性が高く入手が困難であるため
- 「エルメス」というブランド価値が高いため
- 修理などのアフターケアが手厚いため
これらの要素が複合的に作用し、バーキンはエルメスというブランドのシンボルとして、中古市場でも高い価値を維持し続けています。
希少性とエルメスの品質へのこだわりが、価値を高め定価が高騰している理由です。
バーキンの購入は、高騰している背景を知ったうえで優良顧客を目指すことが近道になるといえるでしょう。