「オーデマピゲのリセールはどうなの?」
「オーデマピゲはなぜ人気なの?」
上記のように、疑問を抱いてる方は多いのではないでしょうか。
オーデマピゲの時計は、特にロイヤルオークシリーズを中心に、高いリセールを維持しています。
本記事では、「オーデマピゲの特徴」や「リセール価値の高さ」について詳しく解説していきます。
高級時計に興味がある方や投資としての価値を知りたい方は、ぜひご覧ください。
オーデマピゲの時計の特徴
オーデマピゲは、時計業界に革新をもたらし続ける高級時計ブランドです。
ここでは、オーデマピゲの特徴と世界的な地位について詳しく紹介していきます。
世界三大高級時計ブランドの一つとしての地位
オーデマピゲは、世界三大高級時計ブランドの一つです。
1875年の創業以来、複雑機構の開発に力を注ぎ、「複雑機構のパイオニア」と呼ばれるほどの評価を得ています。
例えば、1889年のパリ万国博覧会で発表されたグラン・コンプリカシオンは、永久カレンダーやミニッツリピーターなどの複雑機構を搭載し、世界中の注目を集めました。
1972年に発表された「ロイヤルオーク」は、高級時計として初めてステンレスを使用した革新的なモデルで、現在でも入手困難なほどの人気を誇っています。
八角形のベゼルや特徴的なビスのデザインは、多くの時計愛好家を魅了し続けています。
高級スポーツウォッチの先駆け
オーデマピゲは、高級スポーツウォッチの先駆けとして知られています。
その代表作であるロイヤルオークは、ラグジュアリーとスポーティさを融合させた革新的なデザインで、時計業界に大きな影響を与えました。
ロイヤルオークは、八角形のベゼルや、ケースに打ち込まれた8本のビスが特徴です。
これらのデザイン要素は、船の舷窓からインスピレーションを得たものとされ、スポーティでありながら洗練された印象を与えています。
また、ケース径39mmという当時としては大きなサイズも、スポーツウォッチとしての存在感を際立たせています。
ステンレスの採用により、高級時計でありながら日常的に使用できる実用性を兼ね備えた新しいカテゴリーを確立したのです。
オーデマピゲの時計はリセールが良い
オーデマピゲの時計は、確かにリセールバリューが高いことで知られています。
具体例を挙げると、ロイヤルオークの一部のモデルは定価の3倍以上の価格で取引されることもあります。
例えば、「15202ST.OO.1240ST.01」というモデルは、定価が約280万円であるのに対し、中古市場では1,000万円ほどで取引されており、リセール率は350%以上にも達しています。
- 1875年創業の老舗ブランドとしての信頼性が高く評価されている
- 大量生産をせず、一つひとつ丁寧に作られているため、希少性が高くなっている
- 経営者やスポーツ選手など、著名人に愛用されていることが人気を高めている
- 投資の対象として注目されており、需要が高まっている
これらの要因が相まって、オーデマピゲの時計は高いリセール率を維持しています。
オーデマピゲ の人気モデルの買取相場(リセール)
型番 | 買取相場価格(買取時期で変動あり) |
---|---|
ロイヤルオーク 15500ST.OO.1220ST.01 | 620万円前後 |
ロイヤルオーク 15500ST.OO.1220ST.03 | 430万円前後 |
ロイヤルオーク 15510ST.OO.1320ST.06 | 620万円前後 |
ロイヤルオーク 15510ST.OO.1320ST.10 | 520万円前後 |
ロイヤルオーク 15510ST.OO.1320ST.08 | 490万円前後 |
ロイヤルオーク 15510OR.OO.1320OR.04 | 1100万円前後 |
ロイヤルオーク 26240OR.OO.1320OR.05 | 1400万円前後 |
ロイヤルオーク オフショア 26401RO.OO.A002CA.02 | 500万円前後 |
ロイヤルオーク オフショア 26238ST.OO.2000ST.01 | 700万円前後 |
ロイヤルオーク オフショア 26238OR.OO.2000OR.01 | 1150万円前後 |
ロイヤルオーク オフショア 26420SO.OO.A002CA.01 | 460万円前後 |
ロイヤルオーク オフショア 26420RO.OO.A002CA.01 | 620万円前後 |
ロイヤルオーク オフショア 15720ST.OO.A009CA.01 | 310万円 |
コード 15210OR.OO.A002KB.02 | 280万円 |
コード 15210BC.OO.A002KB.01 | 220万円 |
コード 特別モデル 限定50本 15210BC.OO.A002KB.02 | 220万円 |
コード 15210OR.OO.A002KB.01 | 220万円 |
コード 11.59 26393BC.OO.A002CR.01 | 240万円 |
コード 15210OR.OO.A002KB.03 | 230万円 |
オーデマピゲの人気モデルの買取相場(リセール)は、非常に高いことで知られています。
特にロイヤルオークシリーズは、定価を大きく上回る価格で取引されることが多く、時計投資の対象としても注目されています。
しかし、すべてのオーデマピゲのモデルがこのような高いリセール率を誇るわけではありません。
人気モデルや限定モデルに限られることが多く、また市場の動向によっても変動します。
オーデマピゲを高く売る方法
オーデマピゲを高く売る方法は、次の通りです。
- 付属品を揃える
- 円安のタイミングで売却する
- 買取実績が豊富な買取店を選ぶ
それぞれの高く売るポイントについて紹介していきます。
付属品を揃える
オーデマピゲを高く売るためには、付属品を揃えて査定に出すことがポイントです。
なぜなら、買取店は、付属品が揃っていることで、高く販売できることや、売れ残るリスクが低いので、高価買取してくれるからです。
例えば、オーデマピゲのロイヤルオークの場合、これらの付属品がすべて揃っていると、買取価格が10%以上高くなるケースもあります。
特に保証書は重要で、これがないだけで買取価格が大きく下がってしまうことがあります。
- 外箱
- 内箱
- 保証書(ギャランティカード)
- 取扱説明書
- タグ
- 余りのコマ(ブレスレットタイプの場合)
- 専用工具(モデルによって)
- クリーニングクロス
- 証明書(限定モデルの場合)
- 冊子(カタログやブランド情報)
- 購入時のレシート
- 調整用ピン(ブレスレットタイプの場合)
- ラバーストラップ(付属する場合)
- 替えベルト(付属する場合)
- ムーブメント証明書(COSC認定モデルの場合)
オーデマピゲの時計を買取に出す際は、上記の付属品も一緒に持ち込むようにしてください。
円安のタイミングで売却する
オーデマピゲを高く売るなら、円安のタイミングを狙うことがおすすめです。
その理由は、オーデマピゲは輸入品なので円安になると、新品の価格が上がるため、中古品への需要が高まるからです。
これにより、買取店の在庫が減少し、積極的に高価買取を行うようになるのです。
ただし、円安になったからといって、すぐに買取価格が上がるわけではありません。
中古市場での需要が高まり、在庫切れまでには時間がかかります。また、人気のないモデルは円安の影響を受けにくいこともあるので注意が必要です。
買取実績が豊富な買取店を選ぶ
オーデマピゲを売却する際は、買取実績が豊富な買取店を選ぶことが重要です。
なぜなら、買取実績が豊富な買取店は、オーデマピゲを本来の価値で買い取ってくれるからです。
また、多くの販売ルートを持っているため、高値で売却できる可能性が高くなります。
例えば、買取実績が少ない買取店では、オーデマピゲの時計の知識がなく、査定価格も消極的なことがあります。
また、知識がない査定士にあたると、安売りしてしまうリスクも高くなります。
このことから、オーデマピゲを売却する際は、買取実績が豊富な買取店に依頼するようにしましょう。
オーデマピゲのリセールに関してよくある質問
- オーデマピゲの換金率はどのくらいですか?
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オーデマピゲの換金率は、多くのモデルで定価の100%以上、人気モデルでは200%以上になることもあります。
具体例を挙げると、ロイヤルオーク( Ref.15202ST.OO.1240ST.01)は、定価が約280万円であるのに対し、中古市場では約1,000万円で取引されており、換金率は約350%にも達しています。
また、ロイヤルオーク オフショア クロノグラフのいくつかのモデルも、定価の200%以上で取引されることがあります。
- オーデマピゲの買取相場はどのように変動しますか?
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買取価格に影響する要因
要因 詳細 需要と供給のバランス 人気モデルの希少性が高いほど価格上昇 経済状況 景気良好時は高級時計需要が増加し価格上昇 為替レート 円安時は輸入コスト上昇で中古価格も上昇 生産終了モデル 人気モデルの生産終了で急激な価格上昇もある 新品定価の改定 新品価格上昇に伴い中古価格も上昇 付属品の有無 箱や保証書など付属品完備で買取価格が上がる 時計の状態 傷や使用感が少ないほど高価買取が期待できる 上記の要素で買取相場が変動するので、売却するタイミングを見極めることが大切になります。
- ロイヤルオークの買取が拒否されることはありますか?
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買取を拒否されるケース
- 偽物の場合
- 著しく破損しており、修理不可能な状態
- 盗難品の疑いがある場合
具体例を挙げると、水没して内部機構が完全に損傷しているケースや、ケースやムーブメントの重要な部分が欠損しているような極端な状況です。
また、偽物の疑いがあり、真贋の判断が困難な場合も買取ができないこともあります。
- オーデマピゲのヴィンテージモデルのリセール価値はどうですか?
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オーデマピゲのヴィンテージモデルのリセール価値は、一般的に非常に高いと言えます。
例えば、1972年に発売された初代ロイヤルオーク(Ref.5402ST)は、当時の定価が3650スイスフラン(2200USドル)でしたが、現在では数千万円の価値がつくことがあります。
また、1993年に発売されたロイヤルオーク オフショアの初期モデルも、発売当時の価格をはるかに上回る価値で取引されています。
まとめ
本記事では、オーデマピゲの時計の特徴とリセール価値について詳しく解説しました。
オーデマピゲは世界三大高級時計ブランドの一つで、高級スポーツウオッチの先駆けとして知られています。
特に「ロイヤルオーク」は革新的なデザインで時計業界に大きな影響を与えました。
オーデマピゲの時計は高いリセールバリューを誇り、一部のモデルは定価の3倍以上で取引されることもあります。
高く売るためには、付属品を揃える、円安のタイミングで売却する、買取実績が豊富な買取店を選ぶことが重要です。
ヴィンテージモデルも非常に高い価値を持ち、初期モデルは発売当時の価格をはるかに上回る価値で取引されています。