「オーデマピゲが欲しいけど、どれくらいの年収で買えるんだろう？」

オーデマピゲを無理なく購入できる人の年収は1,000万円以上です。主な購入者は経営者や投資家など高所得者層で、社会的成功を象徴するステータスアイテムとして人気があります。

平均価格は700万円程度と高額ですが、年収1,000万円以上あれば生活に支障なく購入可能です。

本記事では、オーデマピゲの購入を検討している人に向けて、買える人の年収やブランドの特徴、購入する際のポイントを解説します。

最後まで読めば、オーデマピゲについての知識が得られることで購入に近づけますので、ぜひ参考にしてください。

オーデマピゲを無理なく買える年収は1000万円から

オーデマピゲを無理なく買える人の年収は、1,000万円以上です。
オーデマピゲはモデルや希少性、コンディションや素材によって価格は変わりますが、平均価格は700万円ほどで販売されています。

それに対して2023年の総務省による家計調査をみると、一般的には年収に対して娯楽にかけられる費用は10%ほどとなっています。
年収1,000万円の場合だと年間100万円が娯楽費に該当するということです。

オーデマピゲでもヴィンテージの安価モデルは100万円ほどのものもありますので、価格をさげれば娯楽費におさまります。

分割で購入するなど、買い方によってはワンランク上のオーデマピゲを購入できますが、生活に支障がでない範囲で購入できるのは、年収1,000万円以上の人に限定されると言えるでしょう。

職業には経営者や投資家が多い

オーデマピゲの購入者は、高所得である経営者や投資家といった年収1,000万円以上の稼ぎのある人に多い傾向があります。
なぜなら、オーデマピゲは平均価格が700万円と高額なため、高所得の人じゃなければ手を出せない価格帯だからです。

オーデマピゲは時間を管理するための時計としてだけではありません。
オーデマピゲを身に着ければ、高い地位や成功者を象徴する社会的ステータスにもなるのです。

また、オーデマピゲをもっている人のなかに投資家が多いのは、単に年収が高いだけではありません。
オーデマピゲは、購入時の価格より相場が上がったときに売却すると大きな資産にもなります。

そのため、利益を生むビジネスとしてオーデマピゲを購入する投資家が多いのです。

オーデマピゲを正規店で購入することは難易度が高い

オーデマピゲを正規店で購入することは、非常に難しいのが現状です。

なぜなら、需要が供給を大きく上回っているからです。

オーデマピゲは年間生産本数が限られており、人気モデルはすぐに完売してしまいます。

特に「ロイヤルオーク」シリーズは入手が困難で、正規店での予約さえも難しい状況が続いています。

正規店で購入するには、頻繁に通って店員との関係を築いたり、他のモデルを購入して実績を作ったりする必要があります。

それでも、希望のモデルを購入できる保証はありません。ある顧客は、2年以上待っても予約すらできなかったというケースもあります。

このような状況から、オーデマピゲを正規店で購入するには、根気強さと運が必要になります。

多くの人は、中古市場や並行輸入品に目を向けざるを得ない状況になっています。

オーデマピゲの魅力

高所得者のステータスとも言われるオーデマピゲの魅力は以下の通りです。

それぞれ解説します。

生産数が限られていて希少性が高い

オーデマピゲは生産数が限られているため希少価値が高いです。
生産数が限られている理由としては、卓越した職人技術と高品質の製造プロセスにあります。

世界三大時計の1つと言われているオーデマピゲですが、その製造は1つ1つ手作業で丁寧に行われており、生産に時間がかかっているため大量生産ができません。
結果、生産量が限られることで店舗の入荷本数も少なく手にいれにくいのです。

また、希少性と独創性を追求した限定モデルもあり、コレクターや時計愛好家にはたまらない魅力をもっているのもオーデマピゲの特徴です。

満足度の高い限定モデルではあるものの、やはり生産数が限られていることから市場価格も高い状況が続いています。

高品質な素材が使用されている

オーデマピゲは創立以来、高級感のあるゴールドを素材として利用、1910年代には価値が下がりにくいスティールも素材として使用していることから、高品質な素材を使用した高級時計となっています。

また2000年代にはセラミック素材も導入し、高貴かつ耐久性の高い時計へと進化を遂げました。

なかでもスティールは1972年に発売されたスポーツウォッチ「ロイヤル オーク5402」に使われたことで、一般的な素材に位置していたはずが、ゴールドと並び表されるほどの価値を得ています。

このように、オーデマピゲは高級な素材だけでなく機能性や耐久面といった、質にこだわった素材を使用しているため、愛好家たちにとって魅力的な特徴となっているのです。

資産価値が高い

オーデマピゲは、資産価値の高い時計として世界的に評価されています。

多くのモデルで購入価格を上回る換金率を実現しており、特に人気モデルでは定価の3倍以上で取引されることもあります。

ロイヤルオークシリーズは特に資産価値が高く、多くのモデルで換金率が120%前後となっています。

例えば、ロイヤルオーク・クロノグラフ（26331ST.OO.1220ST.01）は換金率200%超えを記録しています。

このように、オーデマピゲは単なる高級時計ではなく、確かな資産価値を持つ投資対象としても注目されています。

オーデマピゲの人気モデル

オーデマピゲは、ロイヤルオークを中心に多彩なコレクションを展開する高級時計ブランドとして知られています。

ここでは、オーデマピゲの人気モデルの定価、買取相場について詳しく解説していきます。

ロイヤルオーク オートマティック Ref.15500ST.OO.1220ST.01

項目	詳細
型番	Ref.15500ST.OO.1220ST.01
サイズ	41mm
素材	ステンレススチール
文字盤	ブルー
定価	3,465,000円
買取相場	620万円前後

ロイヤルオーク オートマティック Ref.15500ST.OO.1220ST.01は、オーデマピゲの代表作であるロイヤルオークの現行モデルです。

2019年に発表された新作で、前モデル15400STからリニューアルされました。新型の自社製キャリバー4302を搭載し、パワーリザーブが70時間に延長されています。

文字盤デザインが一新され、幅広のインデックスと外周縁にプリントされたミニッツトラックが特徴的です。

日付表示窓が時計中央から離れた位置に配置されており、シースルーバックからムーブメントの動きを堪能できます。

ブルーダイアルはオーデマピゲブティックのみでの取り扱いとなる限定モデルで、高い人気を誇ります。

ロイヤルオーク クロノグラフ Ref.26715ST.OO.1356ST.01

項目	詳細
型番	Ref.26715ST.OO.1356ST.01
サイズ	38mm
素材	ステンレススチール
文字盤	ナイトブルー
定価	5,390,000円
買取相場	540万円前後

ロイヤルオーク クロノグラフ Ref.26715ST.OO.1356ST.01は、オーデマピゲの代表作であるロイヤルオークの最新モデルです。

38mmのケースサイズは、従来の41mmモデルよりもコンパクトで、幅広い層に人気があります。

文字盤には「グランドタペストリー」模様が施され、ナイトブルーとクラウド50のカラーリングが特徴的です。

クロノグラフのサブダイヤルも同じカラーで統一されており、洗練された印象を与えます。

自動巻きキャリバー2385を搭載し、40時間のパワーリザーブを誇ります。

ステンレススティール製のケースとブレスレットは、スポーティーさと高級感を両立しており、様々なシーンで活躍する万能な時計です。

ロイヤルオーク オートマティック Ref.15510ST.OO.1320ST.09

項目	詳細
型番	Ref.15510ST.OO.1320ST.09
サイズ	41mm
素材	ステンレススチール
文字盤	カーキグリーン
定価	4,125,000円
買取相場	640万円前後

ロイヤルオーク オートマティック Ref.15510ST.OO.1320ST.09は、オーデマピゲの人気モデルです。

41mmのステンレススティールケースにカーキグリーンの「グランドタペストリー」模様のダイヤルを採用し、独特の存在感を放ちます。

自社製自動巻きキャリバー4302を搭載し、70時間のパワーリザーブを誇ります。蓄光処理を施したホワイトゴールドのアワーマーカーとロイヤルオーク針を備え、視認性に優れています。

50mの防水性能を持ち、ステンレススティールブレスレットが装着されています。

現在、中古市場では定価を大きく上回る価格で取引されており、高い資産価値を持つモデルとして注目されています。

CODE 11.59　Ref.15210OR.OO.A002KB.02

項目	詳細
型番	Ref.15210OR.OO.A002KB.02
サイズ	41mm
素材	18Kピンクゴールド
文字盤	スモークパープルラッカー
定価	5,115,000円
買取相場	290万円前後

CODE 11.59 Ref.15210OR.OO.A002KB.02は、オーデマピゲの革新的なコレクションを代表するモデルです。

41mmの18Kピンクゴールドケースにスモークパープルラッカーダイヤルを採用し、ラグジュアリーな魅力を放ちます。

両面反射防止加工が施されたサファイアクリスタルガラスの風防とケースバックを備え、視認性と高級感を両立しています。

また、ダイヤルカラーに合わせたラバー加工のストラップが装着され、スポーティーさとエレガントさを融合させています。

現在、このモデルは希少価値が高く、資産価値の面でも注目を集めています。

ロイヤル オーク オフショア Ref.26420SO.OO.A002CA.01

項目	詳細
型番	Ref.26420SO.OO.A002CA.01
サイズ	43mm
素材	ステンレススティール、ブラックセラミック
文字盤	ブラック「メガタペストリー」
定価	6,160,000円
買取相場	400万円前後

ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ Ref.26420SO.OO.A002CA.01は、オーデマピゲのスポーティーな人気モデルです。

43mmのステンレススティールケースにブラックセラミックのベゼルを組み合わせたデザインが特徴で、ブラック「メガタペストリー」模様の文字盤が力強い印象を与えます。

蓄光処理を施したホワイトゴールドのアワーマーカーと針により、視認性も抜群です。

ムーブメントには自社製キャリバー4401を搭載し、約70時間のパワーリザーブとフライバッククロノグラフ機能を備えています。

また、100m防水性能を持ち、交換可能なブラックラバーストラップとブラウンカーフスキンストラップが付属しており、実用性とカスタマイズ性も魅力です。

オーデマピゲを購入するためのポイント

オーデマピゲは高価格なうえ生産量が少なく、人気モデルは正規店でもなかなか手に入らない腕時計です。
そこでオーデマピゲを購入するためのポイントを、以下の3点から解説します。

では1つずつみていきましょう。

収入を上げる

オーデマピゲを無理なく購入できる年収は1,000万円以上なので、所得が足りていない人は収入を上げることが必須条件になります。

収入をあげるには「昇進や出世」「スキルを磨く」「副業をする」「投資をする」「転職する」など、さまざまな方法があります。
自分のライフスタイルにあった方法を選択するといいでしょう。

ただし、オーデマピゲを購入するために収入の金額だけを追いかけてはいけません。
年収を上げて社会的地位を築き、オーデマピゲを所有するのにふさわしい人物になる必要があります。

なぜなら、オーデマピゲはステータス性が高く、成功者の証とも言えるアイテムだからです。
服装や所持品といった身だしなみを、自然にコーディネートできる人を目指すことで、誰しもに認められるオーデマピゲ所有者となれるでしょう。

正規販売店との関係構築する

オーデマピゲ購入のためには、正規店との関係を構築するとよいでしょう。
オーデマピゲは生産数が少ないことから、正規店でも欲しいモデルが滅多に手に入りません。

ですが、店舗との関係性を築いておけば予約販売や入荷したときに知らせてくれる可能性があります。
予約情報などをいち早く教えてもらうためにも、店舗へ頻繁に訪れ店員さんに顔を覚えてもらいましょう。

中古時計専門店やフリマサイトなどを活用する

オーデマピゲを購入するには、中古時計専門店やフリマサイトなどを活用するのもひとつの手です。

オーデマピゲは希少性の高さから、高額で買い取られる傾向にあります。
資産性も高く、投資家の対象商品になっている背景さえあるのが現状です。

このように、買取自体は動いていることから中古時計専門店やフリマサイトであれば、手にいれること自体は可能と言えます。

定価だが入荷するか分からない正規店か、価格は店舗によって異なるものの商品を選べる中古専門店で購入するかは、非常に迷うところです。

ですが、希少性が高すぎるゆえに中古の販売金額が定価を超えていることもあるので、注意してください。

オーデマピゲは予約さえも困難ですので、購入を検討する材料として中古時計専門店やフリマサイトも視野にいれてみましょう。

オーデマピゲの購入に関するよくある質問

ロイヤルオークの予約待ち期間はどのくらいですか？

ロイヤルオークの予約待ち期間は、モデルによって大きく異なりますが、一般的に3〜6ヶ月程度です。

しかし、人気の高いモデルでは1年以上、場合によっては数年に及ぶこともあります。

また、予約の際には、商品価格の10〜20%程度の予約金が必要なケースがあります。

オーデマピゲを定価で購入する方法はありますか？

定価で購入するには、正規店で購入する必要があります。

しかし、現在は需要が供給を大きく上回っているため、購入することが非常に困難な状況です。

正規店での購入手順

1. 希望モデルの在庫・価格の確認
2. 予約リストへの登録申請
3. 予約金の支払い（商品価格の10〜20%程度）

現在は人気モデルの予約自体が停止されていることが多く、予約再開のタイミングを逃さないよう、定期的に情報をチェックする必要があります。

また、金無垢モデルなど、ステンレスモデルよりも予約がしやすいモデルを選ぶことで、購入できる可能性が高まります。

どんな芸能人がオーデマピゲを愛用していますか？

オーデマピゲは、スポーツ選手から俳優まで幅広い方が愛用しています。

オーデマピゲを愛用している芸能人

芸能人	愛用モデル
設楽統	ロイヤルオーク
優里	ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ
長嶋一茂	ロイヤルオーク オフショア ダイバー
朝倉未来	ロイヤルオーク フロステッドゴールド クォーツ
滝沢眞規子	ロイヤルオーク Ref.15551OR.ZZ.1356OR.06
りょう	ロイヤルオーク Ref.15454BC.GG.1259BC.03
横峰さくら	ロイヤルオーク Ref.77321ST.ZZ.D302CR.01
那須川天心	ロイヤルオーク Ref.15510ST.OO.1320ST.07
竹野内豊	CODE11.59 クロノグラフ 26393OR
有田哲平	ロイヤルオーク オフショア ダイバー
三浦翔平	ロイヤルオーク 15400ST
川口春奈	ロイヤルオーク Ref.15550BA
田中みな実	ロイヤルオーク クォーツ Ref.67650SR

サッカー選手にも人気があり、リオネル・メッシ選手や長友佑都選手が愛用しています。

また、テニス選手のスタン・ワウリンカ選手は、オーデマピゲへの愛着が深く、試合中も着用を続けたことでアンバサダーに選ばれました。

オーデマピゲの維持費はどのくらいかかりますか？

オーデマピゲは、定期的なオーバーホールを費用がかかります。

オーバーホール費用

モデル	正規サービス料金
クォーツ	約11万円
自動巻き	約17万円
エクストラシン	約24万円
クロノグラフ	約31万円
パーペチュアルカレンダー	約40万円

機械式時計は3〜5年に1回、クォーツ時計は7〜8年に1回のオーバーホールが推奨されています。

機械式の場合、オーバーホール費用（約17万円）を5年で割ると、年間約3.4万円の維持費がかかる計算になります。

まとめ

オーデマピゲが買える人の年収は、1,000万円以上が基準です。
そして、オーデマピゲの特徴は以下です。

オーデマピゲは高品質な素材を使って作られており、一般の人には手に入れにくい高価格な値段で販売されています。

供給が追いついていない状態でもあるため、予約すら困難ではありますが以下のポイントを抑えて、手にいれるチャンスをつくりましょう。

オーデマピゲの購入は長期的な目線で正規店に通うか、中古ですぐに手にいれるかを判断しなければなりませんので、目的にあった購入方法を見つけましょう。