ロレックスの買取価格は？有名モデル3つの相場について紹介

コスモグラフ デイトナの買取相場

コスモグラフ デイトナは、カーレーサーのために作られたプロフェッショナルウォッチで、ロレックスでは唯一クロノグラフ機能がついているものです。このモデルはロレックスの時計の中でも、もっとも高い人気を誇っています。基本的にはロレックスの時計ならどのモデルも高い資産価値が見込めますが、このモデルに関しては群を抜いて高い買取率を期待できるでしょう。また、同じコスモグラフ デイトナでも、モデルや文字盤のカラーによって買取価格は変わってきます。

例えば、2016年以降のモデルである「Ref.116500LN」は定価が138万7100円でしたが、2021年5月の買取相場は黒の文字盤のモデルは260〜290万円ですが、白の文字盤のモデルだと310〜330万円です。2011年以降のモデルである「Ref.116515LN」の定価は314万500円でしたが、2021年5月の買取相場は、チョコレート文字盤・黒ダイアルのモデルで430〜450万円、黒文字盤・ピンクダイアルのモデルで400万〜420万円、ピンク文字盤・黒ダイアルのモデルで390〜410万円、白文字盤・白ダイアルのモデルで380〜400万円、ピンク文字盤・ピンクダイアルのモデルで390〜410万円となっています。

エクスプローラー1・2の買取相場

エクスプローラー1は、誰も立ち入らないような厳しい環境条件下で扱える探検家のためのモデルとして誕生しました。エクスプローラー2はエクスプローラー1をベースとして開発された洞窟探検家用のプロフェッショナルモデルです。過酷な環境での高い耐久性や、暗い場所での高い視認性があり、高い実用性とシンプルさが人気を集めています。特にエクスプローラー1の人気は高く、高い買取価格がつくことが期待できるでしょう。

エクスプローラー1の中でもっとも買取率が高いのは「Ref.214270」です。すでに生産は終了していますが、その人気はいまだ健在さを誇っています。定価は68万7500円でしたが、2021年5月の買取相場は80〜105万です。エクスプローラー2にも、決してエクスプローラー1に劣るとはいえない人気があります。文字盤はもともと黒のみでしたが、後に白が追加されました。同じモデルでも、白の文字盤のほうが買取相場は高くなっています。「Ref.216570」の定価は87万5600円です。買取相場は黒文字盤が95〜105万円、白文字盤が100〜115万円です。

GMTマスター2の買取相場

GMTマスター2は、パイロット向けに開発されたプロフェッショナルウォッチです。芸能人など著名人にも愛されたことでもよく知られています。先行モデルであるGMTマスターは生産が終了されました。GMTマスター2の中でも希少性が高く、高価買取が期待できるモデルが「Ref.126710BLRO」と「Ref.116710BLNR」です。エレガントで高級感があるデザインながらカジュアルさも感じられる不思議な時計で、ロレックスとしては珍しく青が使われた特徴的なモデルとなっています。

「Ref.126710BLRO」は、定価が約100万円です。その買取相場は2019年に170〜180万円であり、その人気と希少価値ならではの相場となっています。「Ref.116710BLNR」のほうは、定価が約95万円ほどです。2019年の買取相場は130万円前後となっています。

売却を考えたら、ロレックスの買取相場をまめにチェックしよう

ロレックスの買取相場は、新モデルの発表や増税、海外の為替市場の状況などさまざまな要因によって上下します。売却を考える場合には、ときどき買取業者に査定を依頼するなどして、買取相場の動向をまめにチェックしておくようにしましょう。また、少しでも高く買い取ってもらえるよう状態の良いまま保管し、ときどきメンテナンスをしておくことをおすすめします。

ロレックス買取強化モデル