「カラトラバの定価はどれくらい?」
「カラトラバの定価はなぜ高いのか?」
上記のように、パテックフィリップの代表的モデルであるカラトラバについて疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
カラトラバの定価は、モデルによって異なりますが、おおよそ520万円から1675万円程度となっています。
本記事では、「カラトラバの定価一覧」や「カラトラバの定価が高い理由」などについて詳しく解説していきます。
カラトラバの購入を検討している方は、参考にしてください。
パテックフィリップのカラトラバとは?
カラトラバは、パテックフィリップを代表するフラッグシップコレクションであり、現代的な腕時計デザインの原点とされています。
1932年に発表された「Ref.96モデル」から始まり、その洗練されたスタイルは今日まで人々を魅了し続けています。
カラトラバの特徴は、シンプルで美しいラウンドケースと、視認性の高い立体的な針やインデックスにあります。
このエレガントなデザインは、「腕時計の黄金比」を確立したと言われており、多くの時計ブランドに影響を与えました。
カラトラバの定価一覧表
型番 | 素材 | 文字盤 | 定価 |
---|---|---|---|
6007G-001 | ホワイトゴールド | エボニーブラック | 6,210,000円 |
6007G-010 | ホワイトゴールド | エボニーブラック | 6,210,000円 |
6007G-011 | ホワイトゴールド | エボニーブラック | 6,210,000円 |
5226G-001 | ホワイトゴールド | ブラック・グラデーション | 6,600,000円 |
5227G-010 | ホワイトゴールド | ブラック | 6,600,000円 |
5227R-001 | ローズゴールド | ラック・アイボリー | 6,600,000円 |
5227J-001 | イエローゴールド | ラック・アイボリー | 6,600,000円 |
6119G-001 | ホワイトゴールド | 縦サテン仕上げグレー | 5,240,000円 |
6119R-001 | ローズゴールド | グレイン仕上げシルバー | 5,240,000円 |
5088/100P-001 | プラチナ | 手彫金を施した黒七宝 | 16,750,000円 |
4997/200G-001 | ホワイトゴールド×ダイヤモンド | ミッドナイトブルー | 6,310,000円 |
4997/200R-001 | ローズゴールド×ダイヤモンド | パープル | 6,310,000円 |
7200R-001 | ローズゴールド | シルバー | 5,260,000円 |
カラトラバの定価は約520万円から1675万円まで幅広いです。使用される素材や複雑機構の有無、限定モデルかどうかなどの要因によります。
例えば、プラチナケースや手彫金を施した文字盤を持つ「5088/100P-001」は1675万円と最も高額です。一方、ゴールドケースのレディースモデルは520万円台からとなっています。
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カラトラバの定価が高い理由
カラトラバの定価が高い理由は、次の通りです。
- 供給を上回る需要がある
- 高い技術力で自社生産している
- 最高品質の素材を使用している
それぞれの理由について紹介します。
供給を上回る需要がある
カラトラバの定価が高い理由の一つは、供給を上回る需要があるからです。
パテックフィリップは、カラトラバの生産数を意図的に制限しています。これにより、希少性が高まり、入手困難な状況が続いています。
その結果、正規店での購入が難しく、中古市場でも高値で取引されています。
また、正規店では購入履歴によって販売の優先順位が決められているので、人気モデルを手に入れるのは難しいのが現状です。
高い技術力で自社生産している
カラトラバの定価が高い理由の二つ目は、高い技術力で自社生産しているからです。
パテックフィリップは、カラトラバを含むすべての時計を自社で一貫製造しています。熟練した職人の手作業によって、一つひとつ丁寧に製造されているのです。
しかし、手作業による製造は時間と労力がかかるため、必然的にコストが高くなります。大量生産ができないことも、価格を押し上げる要因となっています。
最高品質の素材を使用している
カラトラバの定価が高い理由の三つ目は、最高品質の素材を使用しているからです。
カラトラバのケースには、18Kゴールドやプラチナなどの貴金属を使用しています。ムーブメントの部品にも高級素材が用いられており、これらの素材は非常に高価です。
また、特別なモデルの「5297G」は、マットブラックのダイアルとダイヤモンドインデックスの組み合わせで、ベゼルにも68個(約0.7カラット)のダイヤモンドがセットされています。
これらの高級素材は、時計の価格に大きく影響しています。さらに、ゴールドやプラチナの価格上昇も、カラトラバの価格高騰の一因となっています。
カラトラバを定価で購入する方法
カラトラバを定価で購入する方法は、正規店での購入することになります。しかし、限られた生産数のため、簡単には手に入りません。
カラトラバを含むすべての時計を熟練した職人の手作業で製造しているため、大量生産ができません。そのため、希少性が高まり、入手困難な状況が続いています。
また、パテックフィリップは購入履歴によって販売の優先順位を決めています。
初めてパテックフィリップを購入する場合や、購入履歴がない場合は、人気モデルを手に入れるのが難しいのが現状です。
- 国内の正規店で粘り強く交渉する
- 海外の正規店で購入を試みる
- エントリーモデルから始めて、購入履歴を作る
カラトラバを定価で購入するには、正規店との信頼関係を築くことが不可欠です。
時間はかかりますが、根気強く交渉を続け、購入履歴を積み重ねていくことが大切です。
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カラトラバの定価に関するよくある質問
カラトラバの定価に関するよくある質問は、以下です。
- カラトラバの一番安いモデルはいくらですか?
- カラトラバの定価と中古価格にはどのくらいの差がありますか?
- カラトラバの定価は年々上がっていますか?
それぞれの質問に回答していきます。
- カラトラバの一番安いモデルはいくらですか?
-
カラトラバの中で最も手頃な価格のモデルは、「6119G-001」です。
このモデルは、ホワイトゴールドケースに縦サテン仕上げグレーの文字盤を組み合わせた、クラシカルで上品なデザインが特徴です。2024年9月時点での定価は、5,240,000円となっています。
- カラトラバの定価と中古価格にはどのくらいの差がありますか?
-
カラトラバの定価と中古価格の差は、モデルや状態によって大きく異なりますが、一般的に20〜40%程度の差があります。
ただし、人気モデルや希少なモデルでは、中古価格が定価を上回るケースもあります。
カラトラバ「6119R-001」の定価は524万円ですが、中古価格は状態にもよりますが、おおよそ450〜500万円程度で取引されています
これは定価の80〜90%程度の価格帯です。
このように、カラトラバの定価と中古価格の差は一概に言えるものではありません。モデルの人気度や、その時々の市場動向によって大きく変動します。
- カラトラバの定価は年々上がっていますか?
-
はい、カラトラバの定価は年々上がっています。
「6119R-001」は2021年の発売時に約430万円でしたが、2024年には524万円まで上昇しました。わずか2年で90万円も価格が上がっています。
原材料費の高騰や、熟練した職人の人件費上昇などが影響しています。また、パテックフィリップのブランド価値の向上も、価格上昇の一因となっています。
まとめ
パテックフィリップのカラトラバは、1932年に誕生した腕時計デザインの原点とされるフラッグシップコレクションです。
シンプルで美しいラウンドケースと視認性の高い立体的な針やインデックスが特徴で、その定価は約520万円から1675万円と幅広く設定されています。
カラトラバが高額な理由は、供給を上回る需要、高い技術力による自社生産、最高品質の素材使用にあります。
定価での購入は難しく、正規店との信頼関係構築が重要です。
カラトラバの購入を検討している方は、まず正規店との関係構築から始めましょう。
エントリーモデルから購入履歴を作り、粘り強く交渉を続けることが大切です。また、国内外の正規店での購入を試みるなど、様々な方法を検討してください。