【2025年最新】エルメス「バーキン」の定価は?推移や高い理由も解説

エルメス「バーキン」の定価は?高い理由や買い方について解説

エルメス・バーキンの定価が知りたい

エルメス・バーキンの価格推移は?

多くの女性が憧れる「バーキン」シリーズですが、このような悩みを持っている方も多いかと思います。

2025年現在のエルメス「バーキン」の定価は約170万円~となっております。

本記事では、エルメス「バーキン」の定価を素材別に分けて紹介します。
さらに定価だけでなく、価格推移についても詳しく解説していきます。

現時点でバーキンの価格がいくらなのかを知りたい方はぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 「バーキン」の定価
  • 「バーキン」の価格推移

定価以上で売りたい方は今が売り時!

バーキンの買取なら
エルメスの買取実績が多い
ブランドアドレがおすすめ!

簡単な無料査定はこちらから

定価以下で購入するならこちらから

目次

エルメス「バーキン」の定価はいくら?サイズ別・素材別で比較

バーキンの定価は以下の通りです。

モデル定価
バーキン25¥1,705,000~¥3,377,000
バーキン30¥1,870,000~¥8,558,000
バーキン35¥1,991,000~¥2,068,000
バーキン40¥2,222,000

サイズや使用している素材によっても定価が変わり、大きいサイズのものほど使用する素材の量も増えるので、価格も高額になります。

通常のものはおよそ170万円から200万円が相場となっています。

一方で希少価値の高い素材を使ったものや、限定モデルなどの場合はさらに値段が上がり、市場で見られることも少ないでしょう。

サイズ・素材別に分けて、バーキンの定価を紹介していきますので、是非参考にしてください。

バーキン25の定価

バーキン25の実物画像

バーキン25の定価は以下の通りです。

種類定価
トリヨンクレマンス設定無し
トゴ¥1,738,000
スウィフト¥1,826,000
オーストリッチ¥3,377,000
ニロティカス¥7,370,000
エプソン¥1,705,000

バーキン25は、バーキンシリーズの中でも最も小さなサイズのバッグです。
軽く小ぶりなサイズ感ながらも携帯や財布など必要最低限の荷物がしっかりと収納できます。

素材の種類も幅広く、日本人女性にもマッチする日常使いしやすい人気の高いタイプとなっています。
手で持つのにちょうどよく、普段使いやパーティーといった荷物の少ないシーンに最適です。

トレンドのミニサイズのバッグが欲しいという方におすすめです。
ただし、ハンドルの長さが短く腕には通せないので注意しましょう。

バーキン30の定価

バーキン30の実物画像

バーキン30の定価は以下の通りです。

種類定価
トリヨンクレマンス¥1,903,000
トゴ¥1,903,000
ニロティカス(クロコ)¥8,558,000
エプソン¥1,870,000

バーキンシリーズの中でも最も使い勝手がよいバーキン30は、腕に引っ掛けて持ち歩きたいという方におすすめです。

少し大きめのサイズ感でノートパソコンやタブレットも収納可能。
500mlのペットボトルを縦置きしても財布や小物も収納できる余裕があります。
日本女性からの人気が最も高く、ショッピングでの持ち歩きにも邪魔になりません。

また日常使いだけでなくビジネス用途としても使えるので、場所を選ばずにさまざまなところへ持ち運びできるのも魅力です。

サイズに迷ったときは、バーキン30を選びましょう。

バーキン35の定価

バーキン35の実物画像

バーキン35の定価は以下の通りです。

種類定価
トリヨンクレマンス¥2,068,000
トゴ¥2,068,000
エプソン¥1,991,000

バーキン35は、ノートパソコンやB5サイズの書類だけでなく大きめのポーチもが収納できる余裕もあり、重みがあるものの機能性が高いのでビジネス用におすすめです。

折れやすいA4サイズの書類もしっかりと収まるので使い勝手もよく、ファッションモデルや芸能人にも愛用している方が多く、世界的に人気のサイズとなっています。

もちろんカジュアルなシーンからフォーマルなシーンまで日常的にも幅広く使えるので、日頃から荷物の多い方にぴったりです。

バーキン40の定価

バーキン40の定価は以下の通りです。

種類定価
トリヨンクレマンス¥2,222,000
トゴ¥2,222,000

バーキン40は希少価値が高く流通量も非常に少ないため、日本ではあまり見られないサイズです。
ジェーン・バーキンのために作られた最初のバーキンといわれています。

A4サイズの書類やノートパソコンも余裕を持って収納できるので、ビジネス用にも使いえます。
横幅は40センチと幅も広く、一泊ほどのトラベルバッグにも最適です。

女性だけでなく男性にもちょうどよいサイズ感で、パートナーとの兼用バッグとしても使えるので使う人を選ばないのも魅力です。

エルメス「バーキン」の定価推移

バーキンの定価が20年間で約80万円UPしていることを表した画像

エルメス自体、年に数回価格改定が行われておりバーキン30の20年前の定価と現在の定価を比較すると、以下のような結果になります。

定価(20年前)定価(現在)値上げ率
約900,000円約1,700,000円~約88%

上記の表でわかるように、20年前から現在まで約80万円も値段が上がっています。

それだけバーキンが人気というのもありますが、ほかにも原材料や人件費、コスト削減や輸送費の高騰によって値上げが行われたともいわれています。

また、前年の記録から今年の夏頃にも値上げが起こると予想されているので、今後さらにバーキンの値段は上がっていくでしょう。

バーキンの価値が上がり続けている
今が売り時!
資産価値として運用するなら
買取件数が豊富ブランドアドレがおすすめ

バーキンの買取なら
エルメスの買取実績が多い
ブランドアドレがおすすめ!

簡単な無料査定はこちらから

定価以下で購入するならこちらから

エルメス「バーキン」とは?

バーキンとは、フランスの高級ブランドエルメスが販売するハンドバッグの一つで、世界中で愛されるアイテムです。

このバッグは、1984年に女優ジェーン・バーキンとの偶然の出会いから誕生しました

エルメスのデザイナー、ジャン=ルイ・デュマが飛行機で隣り合わせたバーキンの要望を受けて、彼女が理想とするバッグをデザインしたことがきっかけです。

バーキンは上質な素材と卓越した職人技術により、機能性と美しさを兼ね備えています。

その希少性と高価さから、ステータスシンボルとしても認識されています。

ファッション愛好者やコレクターにとって、バーキンバッグは永遠の憧れであり、時代を超えた価値を持つ一品です。

バーキンとケリーの違いは?

エルメスの「バーキン」と「ケリー」は、どちらもアイコニックなハンドバッグですが、いくつかの明確な違いがあります。

特徴バーキンケリー
発売年1984年1930年代
インスピレーションジェーン・バーキングレース・ケリー
デザインオープントップ、ダブルハンドルフラップ付き、シングルハンドル
容量大容量中容量
用途カジュアル、日常使いフォーマル、クラシック

まず、バーキンは1984年にジェーン・バーキンの要望に応じてデザインされ、実用的で大容量なバッグです。

オープントップデザインで、持ち運びがしやすく、日常使いに適しています。

一方、ケリーは1930年代に誕生し、1950年代に女優グレース・ケリーが使用したことで有名になりました。

ケリーはシングルハンドルで、よりフォーマルでクラシックなデザインが特徴です。

また、ケリーにはフラップがあり、バッグを閉じることでセキュリティが向上します。

これらの違いにより、バーキンはカジュアルなシーンに、ケリーはフォーマルなシーンに適しています。

エルメスのバーキンが高い理由

エルメスのバーキンが高い理由は、以下の通りです。

  • 熟練の職人による手作り
  • 最高級レザーを使用
  • 円安で日本での価格が上昇している

それぞれの理由について紹介します。

熟練の職人による手作り

熟練の職人による手作り

エルメスのバーキンが高価な理由の一つは、熟練の職人による手作りにあります。

具体的には、バーキン1つに対して1人の職人が最初から最後まで担当します。

1つのバーキンを作るのに48時間以上かかるといわれています。このため、大量生産ができず、市場に出回る数が限られてしまいます。

職人の手による作業は、機械生産と比べて時間がかかり、人件費もかさみますが、その分、細部まで行き届いた仕上がりになります。

このように、職人さんの人件費や、高品質な製品が価格にも反映されており、高額になります。

最高級レザーを使用

最高級レザーを使用

バーキンが高い理由は、世界トップクラスのタンナーから仕入れた希少で高品質な素材を使用しているからです。

エルメスは、老舗タンナーのデュプイ社やアノネイ社など、一流の皮革メーカーから厳選された革だけを使っています。

さらに、クロコダイルなどのエキゾチックレザーも使用されており、その希少性から非常に高価になっています。

最高級のレザーを使用することで、バーキンの品質と価値を高め、その結果として価格にも反映されています。

円安で日本での価格が上昇している

円安で日本での価格が上昇している

エルメスのバーキンの価格が高騰している理由の一つに、円安の影響があります。

円安により、海外製品の輸入価格が上昇し、日本での販売価格も連動して高くなっています。

これは、バーキンのような高級輸入品にとって特に大きな影響を与えています。

円安による価格上昇に加えて、原材料費や人件費の高騰、物流コストの上昇なども重なり、バーキンの価格はさらに押し上げられています。

バーキンを少しでも安く購入する方法

バーキンを少しでも安く購入する方法には、以下のようなものがあります。

バーキンを少しでも安く購入する方法

パリの直営店で購入する
中古品を購入する
バーキン35を選ぶ

それぞれの方法について、詳しく解説していきます。

パリの直営店で購入する

エルメスの本拠地であるパリでは、日本よりも安い価格でバーキンを購入できる可能性があります。

その理由は、生産地に近いことによる輸送コストの削減や、日本人に対する税金がかからないことにあります。

サイズパリ価格日本価格差額
25約139万円約174万円約35万円
30約152万円約190万円約38万円

しかし、パリでも来店予約が必要で、抽選制となっているため、必ずしも希望通りに購入できるとは限りません。また、在庫状況によっては、欲しい商品がない可能性もあります。

パリの直営店での購入は、バーキンを少しでも安く手に入れる方法の一つですが、渡航費や予約の難しさなども考慮する必要があります。

中古品を購入する

バーキンを少しでも安く手に入れるなら、中古品がおすすめです。

なぜなら、新品と比べて大幅に価格が抑えられるからです。エルメスの製品は高品質で耐久性があるため、中古でも十分に使用できる状態のものが多くあります。

具体的には、新品で200万円以上するバーキンが、中古なら100万円台で購入できることもあります。

以下の表で、中古品購入のメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
価格が安い状態にばらつきがある
希少モデルが見つかる可能性偽物のリスク
すぐに入手できる保証がない場合がある

中古品を購入する際は、信頼できる中古ブランド専門店を利用することが大切です。また、商品の状態や真贋証明書の有無をしっかりと確認しましょう。

バーキン35を選ぶ

バーキン35を選ぶことは、バーキンを少しでも安く購入する方法の一つです。

バーキン35が他のサイズと比べて中古市場での需要が低く、安価で入手できるからです。

しかし、バーキン35は、A4サイズの書類が収納可能で、ビジネスシーンでも活用できる実用的なサイズです。

また、近年の相場上昇により、2年間で買取相場の平均が20万円ほど高騰しているため、将来的な値上がりも期待できます。

バーキンの定価に関するよくある質問

ここでは、バーキンの定価に関するよくある質問にお答えします。

エルメス「バーキン」の価格設定や取引の特徴について、気になる点を確認しておきましょう。

バーキンの定価は国によって違いますか?

はい、バーキンの定価は国によって異なります。

その理由は、主に生産地からの距離や為替レート、税金の違いにあります。

例えば、エルメスの本拠地であるフランスのパリでは、日本よりも安い価格でバーキンを購入できます。

バーキンのスイフトの定価はいくらですか?

バーキンのスイフト素材の定価は、サイズによって異なりますが、約160万円から180万円です。

スイフト素材は、しなやかで柔らかい質感が特徴で、高級感があるため、他の素材よりも少し高めに設定されています。

バーキンの30分ルールとは何ですか?

バーキンの30分ルールとは、エルメスの店舗に入ってから30分以内に購入の意思を示さなければならないという非公式なルールです。

具体的には、エルメスの店舗でバーキンを見つけた場合、30分以内に店員に購入する意志があることを伝えなければなりません。

例えば、ウェイティングリストがあり、自分の前に並んでいる人が30分以内に決められなければ、次の人に順番が回ってくるといったケースがあります。

ただし、この30分ルールはエルメスが公式に発表しているわけではありません。

あくまでエルメスファンの間で広まっているウワサのようなものです。

昔のバーキンの定価はどれくらいでしたか?

昔のバーキンの定価は、現在と比べてかなり安く、おおよそ80万円から90万円程度でした。

当時はバーキンの人気が現在ほど高くなく、生産コストや材料費も現在より安かったと考えられます。

  • 20年前のバーキン30の国内定価:約90万円
  • 20年前のバーキン30のパリでの定価:約50万円

これに対し、2024年現在のバーキン30の定価は約190万円となっており、20年間でおよそ2.1倍に値上がりしています。

なぜバーキンは定価以上で取引されるのですか?

バーキンが定価以上で取引される理由は、需要と供給のバランスが大きく崩れているからです。

バーキンは熟練の職人が一つひとつ手作りで製作するため、生産数が限られています。

それに対し、バーキンの品質の高さと投資価値の上昇により、需要が供給を大きく上回っています。

このように、バーキンは希少性が高く、需要が大きいため、正規店での購入が難しく、中古市場でも定価以上の価格で取引されています。

エルメス「バーキン」の価値は今後も上がり続けると予測できる

エルメスの「バーキン」は常に需要がなくならない人気の商品となっており、資産性の高いバッグとして毎年値上がりを続けています。

そのため、普段使い用に購入する方だけでなく「身につける資産」として投資や資産購入する方も多いです。

購入後の価格よりも高い買値がつくことも多いので、将来の値上がりを見越して購入し、タイミングに合わせて買取してもらえば高値で買い取ってもらえるうえ、資産運用もしやすくなります。

自分の利用用途に合わせて、エルメスの「バーキン」を選んでください。

バーキンの買取なら
エルメスの買取実績が多い
ブランドアドレがおすすめ!

簡単な無料査定はこちらから

定価以下で購入するならこちらから

執筆者情報

田崎 賢(たさき けん)
ブランド買取鑑定士

数万点にも及ぶブランド品売買の経験で得た知識から、ブランド品に関する旬な話題やお得な情報、購入時や売却時のポイントなどを発信しております。

目次